「もう許してくれる？また遊んでくれる？」過去の自分の行いを詫びる

カバンにボイスレコーダーを入れられて浮気がバレたアンナ。でも落ち込む様子は全くなく、ケロッとした表情で「夫が『すぐに相手と別れるなら許すから。戻って来て欲しい』って言うの～。ビックリじゃない？」と笑いながら言うアンナは、彼氏に結婚しようと言われて夫とは別れた、そして娘のりりちゃんの親権は夫に渡したと言いました。その後、「旦那と別れたら熱が冷めたっていうか・・物足りなくなって彼とも別れた」あっけらかんと言うアンナに私とサツキは絶句。

「今はね～。実家に帰ってパパとママと暮らしてて、あとは、いろんなお友だちと毎日遊んでる～」と楽しそうに言うアンナ。

「そうだった・・この子んちお金持ちだったわ」と思い出していると、「で！今日はみんなが集まるって聞いたから、急遽予定を変更して来たの～。でもお友だちが後で迎えにくるから、ちょっとだけの参加ね～」誰も聞いていない予定を話し出すのでした。

その後、「りりちゃんとは会ってるの？」２人きりになって私がたずねると、「向こうから会いたいって言われたら会いに行くけど、私からは・・ね。元旦那も会わせたくないみたいだし・・」そう言った後、「でも・・フミごめんね。あの時、私ったらすごい必死だったでしょ～。もう許してくれる？また遊んでくれる？」突然そう言い出すアンナに、

「え・・あ・・うん」驚いて返事しかできなかった私に、「よかった！その為に来たんだ～」と笑顔でそう言いました。

すると、一台の車が停まり、「アンナさ～ん！」と声をかける二人の男性。「あっ！今行く～」男性の姿に気づいたアンナはうれしそうな声を出し、「じゃ！みんなお疲れ～」そう言って、車に乗り込んだのでした。

離婚し、彼氏とも別れ、娘りりちゃんの親権は元ご主人にあるというアンナさんは、実家に帰って両親と暮らし、いろんな『お友だち』と毎日遊んでると話しました。そう、アンナさんの家はお金持ちだったのです。そして、フミさんと二人きりになると、「フミごめんね。あの時すごい必死だったでしょ。もう許してくれる？また遊んでくれる？」アンナさんにそう言われ、「え・・あ・・うん」としか答えられなかったフミさんに、「よかった！そのために来たんだ～」と満面の笑みを浮かべるアンナさん。すると、一台の車から降りて来た男性２人組に声を掛けられ、「みんなお疲れ～」そう言って颯爽と車に乗り込むアンナさん。これが、離婚して、りりちゃんの親権を渡してまでしたかったことなのでしょうか。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：船井秋　編集：石野スズ
作画：きちやん
人生２回目なの？と思うようなしっかり者の長女けいと、のんびりマイペースな長男ひかと、優しい夫との日々を描いてます！