[8]無自覚夫|「早くして」自分のことしか考えない、父親の自覚がない夫にイライラが止まらない

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前回のお話

妻アズサさんは朝ご飯の準備に娘リコちゃんの登園支度に追われてバタバタしていました。準備が整い家を出る段階でリコちゃんが泣き出してしまい、夫カズヒデさんは「泣いているから無理」と言って、自分だけ先に出勤してしまいました。その結果、アズサさんは遅刻してしまい、帰宅後カズヒデさんにそのことを伝えると「時間に間に合えば送る。それが無理なら自分でなんとかしろ」と言われてしまいました。アズサさんは時間を間に合わすため、翌日からカズヒデさんの朝ごはんを用意しないとカズヒデさんに宣言をしました。翌朝、宣言通りカズヒデさんの朝ごはんは用意せず、リコちゃんの準備を優先させることで無事時間通り家を出ることができました。アズサさんは一安心しましたが、カズヒデさんの文句がこれからも続くことに気が重くなりました。翌日も同じく朝ごはんを用意しなかったところ、カズヒデさんは怒り「さすがにそれはないだろう」と言い、さらに「お前は会社で仕事できないだろ。できないから代わってなんて俺は口が裂けても言わない」と言い出しました。言いたい放題文句を言うカズヒデさんに言い返そうとするアズサさんでしたが、時間の関係でグッと我慢したのでした。


1話目から読む

「私おかしいこと言ってる?」自分のことは自分でやってほしい

夜になっても朝のカズヒデの発言にモヤモヤしていました。「おかしくない?あの言い方。どういうつもり?なんでもかんでも押し付けてって言うけど、自分のことは自分でやって欲しいだけ。私、おかしいこといってる?」

「そもそも、どうしたらあんな考えになるの?仕事ができないって自分のこともできないほうがおかしくない?自分の事しか考えてない。」父親って自覚あるのかなと、私は心の中で考えていました。

次の日、「まぁま~?」と呼ぶリコ。私は笑顔で「なぁに~?さー保育園の時間だね!パパに連れてってもらおうか!」と元気よく言いました。するとリコは「イヤ~!!イヤ~!!」と大泣き。

カズヒデは「ちょっとまだ?もうすぐ出ないと遅刻するんだけど。」と言いました。私は「泣き止まないけど送ってくれない?」とお願いすると「いや、ムリでしょ。ギリギリまで待ってるんだから早くして。」とイライラし始めます。

なかなか泣き止まないリコ。カズヒデは「うわっ、もうこんな時間。泣き止まなかったのはアズサの責任だからな。じゃ、行くわ!」と急いで玄関を出ていきました。その行動に私は「はぁああああああ!?」と怒りが頂点に達したのでした。

お互い時間がないのに、アズサさんがリコちゃんを泣き止ませないと保育園へ連れていかないって・・・アズサさんが「はぁああああああ!?」と叫びたくなる気持ちも分かります。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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