[7]無自覚夫|「手を抜きすぎ」文句ばかりの夫にストレスがたまる妻

アイコンイメージ
前回のお話

妻アズサは朝ご飯の準備に娘リコちゃんの登園支度に追われてバタバタしていました。準備が整い家を出る段階でリコちゃんが泣き出してしまい、夫カズヒデさんは「泣いているから無理」と言って、自分だけ先に出勤してしまいました。その結果、アズサさんは会社に遅刻してしまい、そのことをカズヒデさんに伝えると「時間に間に合えば送る。それが無理なら自分でなんとかしろ」と言われてしまいました。アズサさんは時間を間に合わせるため、翌日からカズヒデさんの朝ご飯を用意しないと条件を出し、宣言通り翌朝のカズヒデさんの朝ご飯は用意せず、リコちゃんの準備を優先させました。無事出発時間に間に合ったものの、カズヒデさんは「何がいってらっしゃいだよ。俺のご飯の準備もしないで・・・」と不満げ。カズヒデさんが仕事を終え帰宅すると部屋が散らかっていました。カズヒデさんがアズサさんに文句を言うと「私だって仕事から帰ってきて、ご飯作って、今お風呂で・・・そんな時間ないよ」と言いました。それを聞いたカズヒデさんは「いやいやいや・・・俺は仕事でこの時間。俺より早く帰って来てたら出来るでしょ?」とアズサさんに言うと、アズサさんはカチンときて「ごめん。今から寝かし付けるから自分でやって。」とリコちゃんの寝かしつけに向かったのでした。

1話目から読む

「俺のご飯は?」自分のご飯の支度もしない夫

カズヒデの朝ごはんを自分でやってもらうことにした私。寝る前に「カズヒデのご飯の準備しないだけでもかなり楽だったな~これだとなんとかなるかも・・・」と改めて感じました。

目を瞑ると今までカズヒデに言われた言葉が頭をよぎりました。『先に帰ってきてるのに、どうしてこんなに部屋が散らかってんの?』『うわ~。努力もしないですーぐそんなこと言って。鬼嫁だな。』『まっ後から片付ければいいから。あー俺やさしー。ご飯準備して。』・・・・文句ばっかり・・・これが毎日続くのかな・・・そう思うと一気に気が重くなりました。

翌日、「あれ?俺のご飯は?」ときょとんとするカズヒデ。私が「だから、これからは自分で準備してってば」と言うとカズヒデは「はぁ!?さすがにないだろそれは!?」と怒り出します。

「だったら、朝、リコの準備変わってくれる?そしたら作れるから!」と私が言うと「イヤイヤ。ないわ~。それはない。お前、会社で仕事できないだろ。できないから代わってなんて俺だったら口が裂けても言わないわ~。」と言い出す始末。それを聞いてイライラが止まりません。

そして「あのさ、ちょっと色々手を抜きすぎなんじゃない?代わりにとかいってなんでもかんでも俺に押し付けてさ。こんなことばっかりしてたら俺も怒るよ?」と言い始め我慢の限界!言い返そうと「あのさっ!!」と言いかけると時間が7時を回りそう・・・言い返したい気持ちをグッと我慢して「・・・準備できたからお願いします。」と私は言いました。

リコちゃんの準備も朝ごはんも妻任せ。カズヒデさんは大人なので自分のことは自分でやってほしいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

この記事をSHAREする