［２２］無自覚夫｜離婚の一歩手前。「人は変わらない」信じられない妻と「認めて欲しい」一緒に暮らしたい夫

「俺と別れるつもりなのか」と言ったカズヒデに私は「それは・・・可能性はあるけど・・・リコから父親を奪う権利は私にはないから・・・すぐにはって思ってない。」と伝えました。

「じゃ・・・また一緒に暮らせるチャンスは残っている？」とカズヒデ。私は「それはあなた次第だよ。これからのことよく考えて・・・」と言いました。カズヒデは言い返すこともなく、「分かった・・・」と頷きました。

そして帰り際に「アズサ・・・今までごめん」と謝り「じゃ、お義母さん帰ります。来週また来ます！」と母に言いました。

母はカズヒデに「来週はお出かけ日和よ。みんなでお出かけでもしたら？」と言いました。カズヒデは「お義母さん・・・」と呟いて「リコじゃ、またくるね」と言って帰っていきました。

カズヒデはまた、私たちと一緒に暮らしたいみたいだったけど、私は心の中で「・・・人ってそんなに変われない。信じること、できない。」と思っていました。

大人になってから変えるって相当な覚悟がないと難しいことですよね。カズヒデさんはアズサさんとリコちゃんとまた一緒に暮らしていきたいようですが・・・変わってくれるといいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：のきわだ　編集：石野スズ
作画：ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。