[21]無自覚夫|娘と関わってこなかったのに権利を主張する夫に「一緒に住まない。お金だけ稼いで」と言い放つ妻

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前回のお話

妻アズサさんが仕事復帰をしても、家事育児をアズサさんに任せきりの夫カズヒデさん。それに加えアズサさんができてないところがあるとカズヒデさんは文句を言い続け、限界を感じたアズサさんは娘リコちゃんを連れて実家に帰る事にしました。別居生活が1ヶ月経ち、カズヒデさんはアズサさんたちを迎えに行きますが、「帰るつもりはない」ときっぱり言われてしまいました。翌週も会いに行くと「カズヒデと一緒にリコを育てていく自信がない」と言われてしまい、さらに「カズヒデに足りないのは父親としての自覚と相手への思いやりだよ」とアズサさんは言いました。そしてアズサさんは今までのカズヒデさんの言動について淡々と話し始め、カズヒデさんは唖然。カズヒデは縋るような目で「俺が・・俺が変わったら戻ってきてくれるのか?」とアズサさんに聞いたのでした。

1話目から読む

「お金を稼いでくれればいいよ」今、娘のためにできること

「俺が・・俺が変わったら戻ってきてくれるのか?」と私に聞くカズヒデ。私は「・・・あなたが変わるとは思えない」と言いました。すると「リコ!リコから父親を奪う気か!?そんな権利ないだろ!?」とリコを話に出して引き留めようとしてきました。私からすると「今更?」という感じです。

カズヒデが「え?」と理解できてないようなので「今までリコとそんなに関わってきた?」と言いました。カズヒデは「そ・・・それは仕事が忙しくて・・・」と言い訳。

もう、ため息しかでません。私はカズヒデに「だよね。仕事が忙しいもんね。あなたができることはリコの為に働くことだけでしょ?」と言いました。驚くカズヒデに「それでもいいと思うだから・・・」

「私はここで暮らしていく。あなたとは住まない。」としっかり伝えました。そして「リコの為にお金を稼いでくれればいいよ。あなたができることはそれだけでしょ?リコのこと可愛いと思うならしっかり働いて」と・・・

「私はあなたとは暮らせないけどリコに会いたい時は来てもいいから」とカズヒデに伝えました。カズヒデは恐る恐る「・・・俺と別れるつもりなのか?」と呟きました。

カズヒデさんとは暮らせないことをはっきり伝えたアズサさん。今までのカズヒデさんの言動をみているとそうなってしまいますよね。これでアズサさんの本気度がカズヒデさんに伝わるといいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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