[13]無自覚夫|「最後だと思ってしっかり伝えよう」まともな話し合いができない夫に覚悟を決めた妻

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前回のお話

妻アズサさんが朝ご飯の準備や娘リコちゃんの登園準備に追われてバタバタなのに、「泣いているから無理」とリコちゃんをおいて自分だけ先に出勤する夫カズヒデさん。おかげでアズサさんは会社に遅刻。翌日からカズヒデさんの朝ごはんを用意しないことでなんとか時間通り家を出る事に成功したアズサさん。翌々日も同じようにリコちゃんの準備を優先するも、怒り出したカズヒデさんの言葉にモヤモヤ。「このままじゃ会社にも迷惑かけちゃう」と追い込まれ、母親を呼ぶことに。おかげで部屋はスッキリ片付き、カズヒデさんのご飯や洗濯物まで滞りなく用意。妻の母が常に家に居ることに居心地の悪さを感じていたカズヒデさんが、珍しくリコちゃんを保育園に送って行くと申し出るも泣き止まないリコちゃん。泣き止むのだただ待っているだけのカズヒデさんに、「子どもは思い通りになんて泣き止まないわよ」と言い、泣き止まないリコちゃんと家を出たカズヒデさんは、アズサさんに、いつまでいるのかとメッセージを。自分で家事をしないアズサさんにイラ立ちを覚えるカズヒデさんは、「自分のできないことを棚に上げるなんて最悪だろ?」と怒り心頭でした。

1話目から読む

「聞くつもりもやるつもりもないよ?」やっぱり話が通じない

リコが泣き止まないまま保育園に送っていくことになったカズヒデは、母親にお説教されて気分も悪く、「お義母さん、いつまでいるんだろう」とため息をつきました。その後、即メッセージが届きました。「それって自分の仕事放棄してつのと同じだよね?」と言われて反論。「どうして私がお義母さんを頼るか分からないの?」と聞かれるも、「俺は出来る限りのことをしている。自分ができないことを棚に上げるなんて・・最悪だろ?」と文句を言い出し、全く反省の色はみえませんでした。

カズヒデとメッセージで言い合いになり、「本当に何もわかってない。もう・・この人に何かを求めるのは無理なのかな・・」と頭を悩ませた私は

、「今日、今後の話をしっかりしたい」とメッセージを送り、「最後だと思ってしっかり何が困って、何を伝えてほしいか伝えよう・・」と心の中で決めました。

そして夜。
「ただいまー」帰ってきたカズヒデを待ち構えていた私が「おかえり」と声を、「おかえりなさーい」と母親が言い、「私、リコちゃんの寝かしつけするわね~」そう言って寝室へ行きました。

そして、「で、話って何?」と機嫌悪そうに言うカズヒデに、「私たちの今後についての話」と答えると、「なんだよそれ。まさか昼間言ってた、自分ができないからってオレにお願いしたいって話?だったら聞くつもりもないし、やるつもりもないよ」と冷たい口調で言いました。

「・・・」カズヒデの言葉に思わず無言になる私は、「私ができないことをお願いするって言ってるけど、自分の事もまともにできないカズヒデに言われたくない」と目を見据えてキッパリと言いました。

メッセージでやりとりして、何もわかっていないと感じたアズサさん。「もう・・何かを求めるのは無理なのかな・・」と呟いたアズサさんは、最後だと思ってしっかり伝えよう!と心を決めました。その夜、カズヒデさんと2人きりになり「私たちの今後についての話」を話し合うことに。機嫌の悪い返事をするカズヒデに、「自分の事もまともにできないカズヒデに言われたくない」とキッパリ言い放ったのでした。覚悟を決めたアズサさん。しっかりした話し合い、納得のいく答えに辿り着くことができますように!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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