「子どもが時間通りに泣き止まないことぐらい知ってる」のに何故?

リコをお母さんに預け、早々に仕事に出かけた私。お母さんに「今日は俺が送っていきますよ」と言ったカズヒデは、リコが泣き止むのを待っていたものの、「子どもは時間通りになんて泣き止まないわよ~」と笑い飛ばされ、泣き止まないリコちゃんに声をかけ家を出ました。
そして、「ほら、泣かない泣かない。行くよ」と声をかけるも泣き止まないリコを見て、「子どもが時間通りに泣き止まないことくらい知ってるよ・・」と心の中で呟くカズヒデは、「お義母さんいつまでいるんだろう・・」とため息をつきながら言いました。

そして、「なぁ、お義母さんいつまでいる?」と私にメッセージが。「決まってないけど?」と返信をするも、「はぁ!?俺、家に帰っても居心地悪いんだけど?」カズヒデの不機嫌そうなメッセージに、「そう?私はすごく助かってる!」私の返信を見て、イライラが募るカズヒデから、「それってさ、自分の仕事放棄してるのと同じだよね?」とメッセージが送られてきて、思わず「どういうこと?」と聞き返しました。

「いや、わからない?自分がやるべきことをやってないってこと。お義母さんにあかせたらそりゃ楽だよね?」カズヒデからのメッセージに、「私ひとりだと限界だったから・・誰も助けてくれる人がいないからお母さんにお願いしたの・・」と答えました。

すると、「いやいやいや、いつまで人を頼るの?自分でなんとかしようと思わないの?」そう聞かれ、「自分で考えた結果こうなったんだよ?どうして私がお母さんを頼るかわからないの?」と答えると、「はぁ!?」と不満そうなカズヒデさん。

「どうして頼るかって・・自分ができないからじゃん」と呟くカズヒデは、「俺は出来る限りのことをしている」と心の中で呟いた後、「自分ができないことを棚に上げるなんて最悪だろ?」と文句タラタラでした。
リコちゃんが泣き止まないまま保育園に送っていくことになったカズヒデさん。お説教されて気分も悪く、「お義母さん、いつまでいるんだろう」とため息をつきました。そして、即アズサさんにメッセージ。「自分がやるべきことをお義母さんにまかせて」と言われ、「私ひとりで限界だったから・・誰もいないからお母さんにお願いしたの・・」と言うアズサさんに、「どうして私がお義母さんを頼るか分からないの?」と聞かれ、「自分ができないことを棚に上げるなんて・・最悪だろ?」と文句を言うカズヒデさん。アズサさんのお母さんがいることで、自分の立場が弱まることをしっかり認識していたからこそでしょうね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。