[12]無自覚夫|できない家事育児を母親に頼り楽する妻は仕事放棄。イライラと不信感が募る

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前回のお話

妻アズサさんが朝ご飯の準備や娘リコちゃんの登園準備に追われてバタバタな一方で、夫カズヒデさんは「泣いているから無理」とリコちゃんをおいて自分だけ先に出勤。アズサさんは会社に遅刻してしまいました。翌日からカズヒデさんの朝ごはんを用意しないことでなんとか時間通り家を出る事に成功したアズサさん。翌々日も同じようにリコちゃんの準備を優先するも怒り出したカズヒデさんの言葉にモヤモヤ。「このままじゃ会社にも迷惑かけちゃう」と追い込まれてた結果、母親を呼ぶことに。そのおかげで部屋はスッキリ片付き、カズヒデさんのご飯や洗濯物まで滞りなく用意されることに。妻の母が常に家に居ることで居心地の悪さを感じていたカズヒデさんは、珍しくリコちゃんを保育園に送って行くと申し出てお母さんもお願いすることに。泣き止むリコちゃんをただただ待っているだけのカズヒデさんに、「子どもは思い通りになんて泣き止まないわよ」と言い、泣き止まないリコちゃんを送って行くことになったのでした。

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「子どもが時間通りに泣き止まないことぐらい知ってる」のに何故?

リコをお母さんに預け、早々に仕事に出かけた私。お母さんに「今日は俺が送っていきますよ」と言ったカズヒデは、リコが泣き止むのを待っていたものの、「子どもは時間通りになんて泣き止まないわよ~」と笑い飛ばされ、泣き止まないリコちゃんに声をかけ家を出ました。

そして、「ほら、泣かない泣かない。行くよ」と声をかけるも泣き止まないリコを見て、「子どもが時間通りに泣き止まないことくらい知ってるよ・・」と心の中で呟くカズヒデは、「お義母さんいつまでいるんだろう・・」とため息をつきながら言いました。

そして、「なぁ、お義母さんいつまでいる?」と私にメッセージが。「決まってないけど?」と返信をするも、「はぁ!?俺、家に帰っても居心地悪いんだけど?」カズヒデの不機嫌そうなメッセージに、「そう?私はすごく助かってる!」私の返信を見て、イライラが募るカズヒデから、「それってさ、自分の仕事放棄してるのと同じだよね?」とメッセージが送られてきて、思わず「どういうこと?」と聞き返しました。

「いや、わからない?自分がやるべきことをやってないってこと。お義母さんにあかせたらそりゃ楽だよね?」カズヒデからのメッセージに、「私ひとりだと限界だったから・・誰も助けてくれる人がいないからお母さんにお願いしたの・・」と答えました。

すると、「いやいやいや、いつまで人を頼るの?自分でなんとかしようと思わないの?」そう聞かれ、「自分で考えた結果こうなったんだよ?どうして私がお母さんを頼るかわからないの?」と答えると、「はぁ!?」と不満そうなカズヒデさん。

「どうして頼るかって・・自分ができないからじゃん」と呟くカズヒデは、「俺は出来る限りのことをしている」と心の中で呟いた後、「自分ができないことを棚に上げるなんて最悪だろ?」と文句タラタラでした。

リコちゃんが泣き止まないまま保育園に送っていくことになったカズヒデさん。お説教されて気分も悪く、「お義母さん、いつまでいるんだろう」とため息をつきました。そして、即アズサさんにメッセージ。「自分がやるべきことをお義母さんにまかせて」と言われ、「私ひとりで限界だったから・・誰もいないからお母さんにお願いしたの・・」と言うアズサさんに、「どうして私がお義母さんを頼るか分からないの?」と聞かれ、「自分ができないことを棚に上げるなんて・・最悪だろ?」と文句を言うカズヒデさん。アズサさんのお母さんがいることで、自分の立場が弱まることをしっかり認識していたからこそでしょうね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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