前回の話
妻のカナコさんが妊娠して、つわりがどんどん酷くなり、横になることが多く、ごはんも作れない状態になると、夫のタクマさんは「ずっと家にいるのにカナコは何もできなくなった」と思うようになりました。「カナコの体調が悪いと僕の栄養が偏りがちになる。食事はしっかり作ってくれるようにと伝えているのにできていない。もしかして手を抜いている?」と疑いすら持ち始めたタクマさんは、「育児が始まったらもっと大変になるのに、今からこんなに手を抜かれて育児ができるのか」と不安になりました。
愛した人はモラ夫でした[5-1]的確なアドバイス
カナコさんはタクマさんと付き合っていた頃のことを思い出していました。「夫はとてもステキな人でした。私に気を遣ってくれ、的確なアドバイスをくれました」そう振り返るカナコさん、「こうするといいんじゃないかな?」「そっか!ありがとう!」そんなやりとりをしていました。
そしてある日「ただいま~。疲れた~」そう言って家に帰って来たカナコさんに「仕事でそんなに疲れ果てて・・僕はそんな疲れ果てた君を見たくない」タクマさんはそう言って「仕事をやめて僕を支えてほしい。結婚しよう」とカナコさんにプロポーズしました。
それを聞いたカナコさんは「うれしい・・。こんなに私を心配してくれる人は一生現れない!」深く深くそう思ったのでした。
タクマさんと付き合っていた時のことを思い出すカナコさん、「夫はとてもステキな人で、私に気を遣ってくれ、的確なアドバイスをくれました」と振り返ります。ある日仕事で疲れて帰ったカナコさんに「僕はそんな疲れ果てた君を見たくない。仕事を辞めて僕を支えてほしい。結婚しよう」とタクマさんは突然プロポーズしました。その言葉を聞いて素直に「うれしい・・」そう思ったカナコさんは「こんなに私を心配してくれる人は一生現れない!」そう思いプロポーズを受け入れました。
付き合っていた当時のタクマさんの気持ちが、嘘ではないことを祈るばかりですね。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ホッター
3歳の男の子を子育て中。ドタバタ絵日記マンガを描いています。