「ひどいよ。オレは毎日生みの苦しみの中もがいているのに・・」小芝居始まる

家事を全くしなくなった夫フミヤを問い詰めると、「家事の不出来を責めないで。創作活動ってものすごく疲れるんだよ」と言われ、結局家事は折半に戻すことに。その後、小説を書く姿は全く見られず、パソコンに埃がかぶっているのを見てフミヤを問い詰めるも、「いつでも書けるわけじゃない」と反論されてしまいました。そしてある日、夜中の物音で目を覚ますと、ゲームに夢中になっているフミヤの姿がありました。
翌日のこと。
「ナツさん、疲れてますね」会社の後輩カナちゃんにそう言われ、「そう・・?」と答えたものの、気持ちは沈むばかり。「旦那さんが仕事辞めてもう3か月ですよね?」「うん」カナちゃんに聞かれて答えると、

「私ならソッコー別れますね」と言われ、「でも、支えるって約束しちゃったし・・」と答える私に、「愛で支えるなら、それもありかもしれないですけど、ナツさん見てるとキツそうで」とカナちゃんに心配され、「・・愛。私、フミヤのこと愛してるのかな」と自分に問いかけました。

「てゆーか、そもそも旦那さん、支えてもらう必要がある執筆活動してるんですか?」カナちゃんの言葉に、「最近、スランプらしくて、執筆活動してるとこ見てないんだよね」と答えると、「それじゃ、ただのニート、もしくはヒモじゃないですか!」と言われ、「ヒモ・・」と呟きながら「やっぱりこのままはよくないよね」と心の中で呟きました。

そして帰宅。
「フミヤ、ちょっと話があるんだけど」と切り出すと、「なに~?」と言いながら、スマホでポチポチしているフミヤに、「最近、フミヤが頑張って小説執筆しているように見えないんだけど」

「家事折半の約束も守らないし。毎日何してるの?」と切り出すと、「ナツ、ひどいよ。オレは毎日生みの苦しみの中もがいているのに・・」とうつむきながら言い出して、思わず「はい?」と聞き返してしまいました。
フミヤさんが仕事を辞めて3か月。たった数日で家事を折半に戻し、ナツさんの負担は増えるばかり。会社の後輩カナちゃんに「支えてもらう必要がある執筆活動してるんですか?」と言われ、執筆しているところすら見ていない自分を振り返って「このままはよくないよね」と覚悟を決めたナツさんが問い詰めると、さっきまでスマホを触っていたフミヤさんが、突然伏し目がちに!とてもじゃないけど「支える必要のある活動」をしているようには見えませんよね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
みぃくんのママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。