[14]口だけ夢追い夫と過保護義母|「小説家希望なのにわからないんですか?」現実的になった離婚に怖気づく夫にダメ出し

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前回のお話

小説家になると言って突然仕事を辞めてしまった夫フミヤさん。そのうち執筆活動も家事もしなくなり、毎日だらだらゲームをしているだけ。そんなフミヤさんにイライラするナツさんが、フミヤさんを咎めると、へそを曲げて実家へ帰ってしまいました。そして、心に離婚が浮かんできたある日、会社の後輩カナさんと一緒にいる時に、「そろそろ反省した?」と上から目線のメッセージが届き、同時にナツさんの迷いは払拭。そして翌日。一方的にやって来て文句ばかりのフミヤさんと義母に、「フミヤ、私を捨てたいの?」とたずねると、「ナツが反省してオレを支えるって言うなら、別れないであげてもいいけど・」と上から目線のすかした顔で言うフミヤさんに、「じゃあ離婚しよう」とあっさり言うと、途端に煮え切らない態度をとるフミヤさん。「稼ぎもない、家事もしない、約束も守らない・・そんな人と夫婦としてやっていく気は全くありませーん」と言い放ったのでした。

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「慰謝料しっかり払ってもらいますからね」義母の意味不明発言

「もし、ナツが反省して、オレを支えるって言うなら、別れないであげてもいいけど?」とすかした顔で言うフミヤに、「そこまで言うなら離婚しよう。支える気、ゼロだし!」と笑顔で言う私。そこに、「離婚おめでとうございます!」とクラッカーを鳴らしながらカナちゃんが登場して動揺するフミヤが「オレは離婚に了承してない!」と言い出すと、「さっき離婚したいって言ってたじゃないですか~」と間に入るカナちゃん。さらに「稼ぎもない、家事もしない、約束も守らない・・そんな人と夫婦としてやっていく気は全くありませーん」と私が言うと、「嘘だろナツ」とフミヤが絶望的な表情を浮かべました。

そんなやり取りを見ていた義母が、「こんな嫁、こちらから願い下げよ。フミちゃん、こんな女とは別れなさい!」と言うと、「ナツさんは別れたい」、「お義母さんは嫁と別れてほしい」、「旦那さんは、支えてくれない嫁とは別れたい」と間に入ったカナちゃんが、「つまり~?」

「みんな同じ意見ってことじゃないですか~!?」と目をキラキラさせてそう言うと、「いや、ちょっと待ってくれよ!」と慌てるフミヤに、「え?まさかなに?まさか、離婚したくないの?」と冷たく言うと、

「ナツだってオレと離れたくないだろ!?オレを支えながら、今まで通りやってくれれば、ずっとオレと一緒にいられるんだぞ??」フミヤの言葉に「え・・」と驚くカナちゃんが、「ナツさんは・・支える気ない、別れたいって言ってるじゃん。小説家希望なのに、そこわからないんですか?」と呆れたように言うと、「何なの、この子は!!」と怒り出す義母。

「お義母さんは黙っててください」と言った後、「私はフミヤさんを養う気はないですし、これ以上夫婦としてやっていくつもりはありません」真顔でそう言うと、「ナツ・・」と呟くフミヤの隣で、「わかりました!離婚で結構」と義母が言い、

「あなたみたいな嫁、こっちから願い下げです。慰謝料しっかり払ってもらいますからね」義母の言葉に、「慰謝料?何を言ってるんですか?私には慰謝料を払う理由はありません。財産分与するほどの貯金もないですよ?あ、私物は持って帰ってくださいね」ナツさんの言葉に、義母は何も言えませんでした。

「稼ぎもない、家事もしない、約束も守らない・・そんな人と夫婦としてやっていく気は全くありませーん」と言ったナツさんに、「嘘だろナツ」と絶望的な表情を浮かべるフミヤさん。「こんな嫁、こちらから願い下げよ」と言い出した義母も交えて、まとめに入ったカナさんが、「みんな同じ意見ってことじゃないですか~!?」と言うと、「オレを支えて今まで通りやってくれれば、ずっとオレと一緒にいられる」と言い出すフミヤさんに絶句。「フミヤさんを養う気はないし、夫婦としてやっていくつもりもない」とキッパリ言うナツさんに、離婚で結構!と慰謝料を迫る義母。「慰謝料?何を言ってるんですか?払う理由も、財産分与するほどの貯金もないですよ?」と言った後、「あ、私物は持って帰ってくださいね」と告げたのでした。

なんて往生際の悪いフミヤさん。カナさんがまとめてくれた通り、すっきり結論は出ているのに・・。本当、呆れてものが言えませんね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
みぃくんのママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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