[15]口だけ夢追い夫と過保護義母|揺らぐ自信を母親に支えられて強がるうぬぼれ夫が勢いで離婚届にサイン

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前回のお話

小説家になると突然仕事を辞めてしまった夫フミヤさんは、そのうち執筆活動も家事もしなくなり、毎日だらだらゲームをしているだけ。そんなフミヤさんにイライラするナツさんが、フミヤさんを咎めるとへそを曲げて実家へ帰ってしまいました。その後、心に離婚が浮かんできたある日「そろそろ反省した?」とフミヤさんから上から目線のメッセージが届き、ナツさんの迷いは払拭。その翌日。一方的にやって来て文句ばかりのフミヤさんが「ナツが反省してオレを支えるって言うなら、別れないであげてもいいけど・」とすかした顔で言われ、「じゃあ離婚しよう」とナツさんが言うと、途端に煮え切らない態度をとりだすフミヤさんに、「稼ぎもない、家事もしない、約束も守らない・・そんな人と夫婦としてやっていく気は全くありませーん」と言い放つと義母が怒り出し、間に入った会社の後輩カナちゃんが、「みんな同じ意見!」と言い、一件落着かと思いきや、往生際の悪いフミヤさんがぐちぐち言い出してモヤモヤ。ナツさんが「夫婦としてやっていくつもりもない」とハッキリ言うと、「慰謝料しっかり払ってもらいますからね」と言う義母に、「払う理由も貯金もない」と言い渡したのでした。

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「オレと別れようとしてるのが哀れすぎる」どういう神経だと出る言葉?

「稼ぎもない、家事もしない、約束も守らない・・そんな人と夫婦としてやっていく気は全くありませーん」と言うと、「嘘だろナツ」と絶望的な表情を浮かべるフミヤ。そこに「こんな嫁、こちらから願い下げよ」と言う義母の間に入ったカナちゃんが、「みんな同じ意見ってことじゃないですか~!?」と言うと、「オレを支えて今まで通りやってくれれば、ずっとオレと一緒にいられる」と言い出すフミヤに絶句。「フミヤさんを養う気はないし、夫婦としてやっていくつもりもない」とキッパリ言うと、離婚で結構!と慰謝料を迫る義母に、「慰謝料?何を言ってるんですか?払う理由も、財産分与するほどの貯金もないですよ?」と言った後、「あ、私物は持って帰ってくださいね」と告げたのでした。

すると、「ナツ・・冗談だろ?離婚なんて・・ウソだよな・・?」へなへなと座り込みながらそう言うと、「あれー、もしかして旦那さんは、離婚したくない系ですか?」とカナちゃん。「『ナツ~、僕を捨てないでくれ』って頼んでみます~?」と笑いながら言い、

「フミちゃんがそんなことするわけないでしょう!!こちらから熨斗つけて叩き返してやるわよ!!ねぇ!?」とフミヤに言う義母と、「そうだ、オレは未来のベストセラー作家だぞ?」と平然と言うフミヤは、

「そんなオレと別れようとしてるナツが哀れすぎるから、チャンスをやってもいいかなって思っただけだよ」とまたしてもフミヤのすかした言葉に、「チャンス?」と聞き返すと、「だーかーらー!!オレが印税生活するようになったら、ナツもセレブの仲間入りだろ!?」

「そんなオレとの生活、みすみす捨てるのか!?考え直すチャンスを・・」と言いかけるフミヤに、「いや、全然いらないし」そう言うと、「すぐに別れて欲しいだけ・・これにサインしてくれる?と離婚届を差し出しました。

すると、「なんだよ!オレがチャンスをあげたのに!オレの優しさを無下にして、公開しても知らねーからな!!」フミヤの言葉を聞いて、「じゃあ、離婚で決定ね。早くサインして」と差し出すと、「当たり前だ、書いてやるよ!!」とフミヤが前のめりになって書類を書くことになったのでした。

ナツさんの冷たい言葉に、へなへなと座り込むフミヤさん。義母はというと、「こちらから熨斗つけて叩き返してやるわよ!!」と意気込む義母につられ、「オレは未来のベストセラー作家だ」ぞ?と言い出し、「オレが印税生活するようになったら、ナツもセレブの仲間入りだろ!?と調子に乗るフミヤさんとの別れを望むナツさんが、「早くサインして」と言うと、「当たり前だ!書いてやるよ!」と前のめりになるのでした。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
みぃくんのママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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