[12]口だけ夢追い夫と過保護義母|「反省してオレを支えるなら別れないであげてもいいけど?」勘違い夫にうんざり

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前回のお話

小説家になると言って突然仕事を辞めてきた夫フミヤさん。最初はフミヤさんの夢を応援しようと思っていた妻のナツさんでしたが、次第に執筆活動も家事もしなくなり毎日だらだらゲームをしているだけのフミヤさんにイライラを募らせます。小説を全然書いていないことをナツさんに咎められたフミヤさんがへそを曲げて実家へ帰ってしまい、久々に一人の生活を送っていたナツさんは、フミヤさんがいない快適さを実感。そんなときに、フミヤさんの退職が実は後輩に先を越されたことに我慢できず会社に行かなくなっていただけだったと知ったナツさん。口ばかりで無責任なフミヤさんに嫌気がさしてきたナツさんが離婚を考え始めていた頃、フミヤさんから『そろそろ反省した?明日の夜、母さんと一度そっち行くから準備しとくこと』と的外れなメッセージが届きました。このメッセージでナツさんの迷いはなくなりました。

1話目から読む

母を引き連れ戻ってきた夫は強気で妻に「別れないであげてもいいけど?」

私とフミヤの事情を知っている後輩のカナちゃんは、『明日の夜、母さんと一度そっち行くから準備しとくこと』というフミヤからのメッセージを見ると、唐突に「ナツさん、私、明日暇なんです。明日、ナツさんの家で女子会しません?」と言い出しました。「え?明日、義母と夫が来るけど・・」と言いかけた私は「あっ」とカナちゃんの意図を察しました。カナちゃんは「女子会中に予想外のお客さんが来ても大丈夫ですよね~」とニヤリと笑っていました。

翌日の夜。メッセージに書いてあった通りフミヤが義母を連れて帰ってきました。「ナツ!帰ってる?なんで返事くれないの!」と怒り気味で部屋に入ってきたフミヤに、私は「一方的に出ていって、こちらの都合も聞かずに勝手に予定決めないでくれない?」と反論。

私の反論が予想外だったのか「勝手にって。ここはオレの家だぞ」と少し驚きながら言い返してくるフミヤ。すかさず義母も「そうよ、アナタ。妻の立場ってものをわかってるの!?」とフミヤに加勢します。しかし、私は毅然とした態度で「ここは私の名義で借りている家ですし、家賃を払っているのは私です」と答えました。

義母は私の態度が気に入らなかったようで「まぁ、なにをそんな偉そうに!」と怒りだし、「そういう態度だからフミちゃんに捨てられちゃうのよ!」と言い放ちました。「フミヤ、私を捨てたいの?」私はフミヤに問いかけました。

すると、「だってナツはオレを蔑ろにするし、母さんに酷いことも言うから・・仕方ないよね。もし、ナツが反省して、オレを支えるって言うなら、別れないであげてもいいけど?」とここでも上から目線で言ってくるフミヤ。私が離婚を考えているとは夢にも思っていないようです。

「そろそろ反省した?明日母さんと行くから」とフミヤさんに言われ、呆然とするナツさん。一緒にいたカナさんが「明日、ナツさんの家で女子会しません?女子会中に予想外のお客さんが来ても大丈夫ですよね~」とニヤリ。そして翌日。フミヤさんと義母二人して言いたい放題!「そう言う態度だからフミちゃんに捨てられちゃうのよ!」義母の言葉を聞いて、「フミヤ、私を捨てたいの?」とナツさんがたずねると、「もし、ナツが反省して、オレを支えるって言うなら、別れないであげてもいいけど?」すかした顔で言うフミヤさん、どうしてこんなに調子に乗っていられるのでしょうか?

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
みぃくんのママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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