[9]粗探し夫|「マジで恐怖!これってモラでしょ!」給湯室から漏れ聞こえた女性社員たちの本音に絶句

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前回のお話

2歳と5ヶ月の2人のワンオペ育児で毎日へとへとな専業主婦カホさんに、夫キョウスケさんはいつも上から目線。片付けてもすぐに散らかる部屋をスマホで撮影して証拠集めを繰り返し、「今専業主婦なのに、家事すらまともにできてないじゃん笑」と小バカにする始末。カホさんが寝落ちして洗えなかった食器をカシャ。ヒナちゃんが散らかしたティッシュだらけの部屋をカシャ。と家事も育児も手伝わず、「え?やだよ。カホの仕事だろ」と断固拒否!ある日カホさんが問い詰めて証拠写真を義母に送っていることが判明!開き直るキョウスケさんに、「もうご飯も作りたくない。お弁当もないから」と言うと、「そういうの職務放棄って言うんだぜ!」と嘲笑うキョウスケさん。そして翌朝。お弁当を作っていないことに気付いたキョウスケさんは、「職務怠慢だ!」と空っぽのお弁当箱の写真を撮って義母に送信。するとカホさんに義母から電話が!「もっとキョウスケを大切にしてほしい」と責められ傷ついたカホさんは、「やってるつもりになってるだけなのかな・・」と落ち込みました。その頃会社ではお弁当を作ってもらえずため息をつくキョウスケさんは、どうしたのかと聞かれ、カホさんがどれほど家事をしないのかを暴露。おまけに証拠写真を撮って義母に送っていると話すと、子どもの年齢を聞かれ、「上が二歳で下が生後五か月だけど」と平然と答えるキョウスケさんを、女性社員たちが無言で見つめました。

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「お前がやれよ!!」勘違い夫に喝!

会社に出社したものの、不満そうにため息をつくキョウスケさん。カホさんにお弁当を作ってもらえないと不満タラタラ。周りで話を聞いてくれる社員たちにカホさんの文句を言いたい放題!その後、「俺ができない証拠写真を撮って送ってるからさ!」と自信満々で、まだ小さな子どもを二人抱えて育児をするカホさんに対して文句ばかり言うキョウスケさんを、女性社員たちは無言で見つめていました。

そして、「そういう時、山口さんは何かしないんですか?」と女性社員に聞かれ、「するわけないじゃーん!!俺、家族を養ってんだぜ?専業主婦させてやってんだし、それくらいしてもらわないとさ~笑」そう言って笑うキョウスケに「へー・・・」と返事をしただけでした。

その後、給湯室を通りかかったキョウスケに何やら話し声が聞こえてきました。
「てか山口さんとこやばくない?」「あ~あれはないよね」「さすがに震えたわ~笑」その声を聞いて、「ほ~らな!やっぱりみんなそう思うよな・・」とキョウスケに賛同しているかと思いきや、「お母さんに写真まで送って報告するとかありえないよね!!」という声が聞こえ、「ん?」と驚くキョウスケ。

「ほんとそれ!!専業主婦させてやるだって~怖!!笑」「お子さんたちまだまだ小さいのにね~」そして、「奥さんほんと可哀想~・・」と意見一致の女性社員の声を聞き、キョウスケは言葉を失いました。

さらに、「しかも証拠写真って!!怖すぎない?」「マジ恐怖!これってモラってやつでしょモラ!!」「私らも仕事でミスしたら撮られるかもよぉ!?」「やだ~!!笑」次々に非難する声を聞き、「えっ」「えっ」と顔面蒼白になるキョウスケ。

「何が怖いって~。自分のやってることのヤバさに気づいてないとこだよね~」「それな~!!お前がやれよって感じじゃん」「山口さんってあんな感じだったんだね~。良い人だと思ってたのに」と言った後、「もう話すのとか無理なんだけど!!笑」そう言って笑い合う女性社員の声に、「嘘・・だろ・・!?」と耳を疑うのでした。

カホさんが育児で忙しく、何もできない時、何かしないんですか?」と聞かれたキョウスケさんは、「するわけないじゃーん!!」と即答。「専業主婦させてやってる」とまで言い出すキョウスケさんに女性社員はドン引き!給湯室で「お母さんに写真まで送って報告とかありえない」と言われて絶句するキョウスケさんを、「自分のやってることのヤバさに気づいてないのが怖い」と言いたい放題。「もう話すのとか無理」と言われ、「嘘・・だろ・・!?」と絶句するキョウスケさん、あなたのおかしな価値観は誰にも受け入れられていないって、ようやく気づいたようですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

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