[8]粗探し夫|「なんにもできないやつなんだよ!」至らない妻の証拠写真を見せながら会社で豪語

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前回のお話

2歳と5ヶ月の2人のワンオペ育児で毎日へとへとな専業主婦カホさんに、いつも上から目線の夫キョウスケさん。片付けてもすぐに散らかる部屋をスマホで撮影して証拠集めを繰り返す始末。おまけに「今専業主婦なのに、家事すらまともにできてないじゃん笑」と小バカにし、カホさんが寝落ちして洗えなかった食器をカシャ。ヒナちゃんが散らかしたティッシュだらけの部屋をカシャ。手伝いもせず、「え?やだよ。カホの仕事だろ」と断固拒否!ある日、スマホで「証拠」を誰かに送っている形跡を発見!問い詰めると、証拠写真を義母に送っているスマホの履歴が!開き直るキョウスケさんに、「もうご飯も作りたくない。お弁当もないから」と言うと、「そういうの職務放棄って言うんだぜ!」と嘲笑うキョウスケさん。「ほんっとにむかつく!!」とカホさんは怒りで震えた翌朝。お弁当を作っていないことに気付いたキョウスケさんは、「職務怠慢だ!」と空っぽのお弁当箱をカシャ。キョウスケさんが義母に送って少しするとカホさんに義母から電話が!「キョウスケはかなりストレスが溜まってるんじゃ」と心配しだす義母に、次々と責められ傷ついたカホさん。ヒビキくんが泣いていると電話を切った後、「やってるつもりになってるだけなのかな・・」と落ち込むのでした。

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「できない証拠写真を撮って母親に送ってるからさ!」謎のピース

キョウスケが義母に送った数々の証拠写真を見て義母から電話が!さらに「家事しないでだらけてる」「キョウスケの稼ぎで生活できてる」、と言われ嫌がらせだと感じた私。その後、「一生懸命やってるつもりだけど・・やってるつもりになってるだけ・・なのかな」と落ち込みました。

その頃、会社に出勤したキョウスケは、「はぁーーー」とため息をついていました。
「山口さん、どうしたんですか?」後輩にそう聞かれ、「あ゛ーー。いや~今日ウチのが弁当作ってくれなくってさぁ~」と答えると、

「え~何しちゃったんすか笑」笑いながらそう言われ、「何もしてないって!!たださ~、専業主婦のくせして何もしないからさ!困ったもんだよ~」キョウスケが答えると、周りの社員も「なになに」と集まってきました。「こっちは汗水垂らして働いて養ってやってんのにさぁ」そう言うと、「何もやってくれないのは酷いっすねぇ」と後輩が。するとキョウスケさんのスマホが鳴りました。

そして、「奥さんから謝罪のメッセージとかっすか?」そう聞かれ、「違う違う!うちのおかんから!さすがに目に余るからウチのに注意したってさ~!これで少しは反省したんじゃね?笑」キョウスケが笑いながらそう言うと、「そんなにできないって、なんでお母さんが知ってるんですか?」と質問が。「そりゃ俺ができない証拠写真を撮って送ってるからさ!」自信満々にピースサインをしながら答えるキョウスケ。

「え。証拠写真って?」と聞かれ、「ほらほらこれ!こんな感じでさ~」そう言ってスマホの写真を見せながら、「ほんっと掃除はしない。食器は洗おうとしない。な~んにもできないやつなんだよ~!」キョウスケの言葉に、

「これ全部撮ってるんですか?」と女性社員からまた質問が。「そーだよ?だって証拠は押さえておかないとさ!」そう答えるキョウスケに、「あれ?お子さんって今おいくつでしたっけ~?」と聞かれると、「上が二歳で下が生後五か月だけど??」と普通に答えるキョウスケに、「・・・」女性社員たちは言葉を失いました。

会社に出社したものの、不満そうにため息をつくキョウスケさん。カホさんにお弁当を作ってもらえないと不満タラタラ。周りで話を聞いてくれる社員たちにカホさんの文句を言いたい放題!その後、「俺ができない証拠写真を撮って送ってるからさ!」と自信満々。まだ小さな子どもを二人抱えて育児をするカホさんに対して文句ばかり言うキョウスケさんを、無言で見つめる女性社員たち。私も全く同じ気持ちです!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

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