[19]めんどくさい彼氏|復縁を狙って私物を取りに来るのを待つ彼氏。しかし彼女はすべてお見通し

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前回のお話

おひとり様を満喫していた三咲さんは、職場の同僚である涼介さんから告白され、軽い気持ちで付き合い始めます。しかし、周囲への配慮を欠く発言や、三咲さんの都合を考えないメッセージ攻撃など、涼介さんの言動に次第にモヤモヤが募っていきます。別れを考え始めた頃、涼介さんから同棲を提案され、断りきれないまま同棲生活がスタート。大音量でテレビを見たり、深夜に洗濯機を回したりと、注意しても「なんで?」と屁理屈を並べる涼介さんに、三咲さんのイライラは限界に達します。ある夜、友人の美鈴さんに愚痴をこぼしていると、涼介さんから「早く帰ってきて」「息が苦しい」と連絡が。慌てて帰宅すると、涼介さんは駅前の喫茶店にいると平然と答えます。嘘までついて気を引こうとした涼介さんに、三咲さんはついに愛想を尽かします。そんな時、涼介さんの部屋で1冊の本を見つけた三咲さん。そこには、意中の女性を虜にする数々のアドバイスと、三咲さんへの評価が書き込まれていました。その内容に驚いた三咲さんは、美鈴さんと同僚の高橋くんに同席してもらい、涼介さんに別れを告げます。引き止めようとした涼介さんでしたが、アドバイス本に「荷物を取りに来たタイミングで丸め込む」と書かれていたのを思い出し、別れに承諾。しかし家に帰ると、そこには驚きの光景が広がっていたのでした。

1話目から読む

まだ復縁できると思っているおめでたい彼氏

今までの言動が、すべて恋愛アドバイス本の受け売りだったことがバレた涼介。彼の前で本の内容を読み上げると、「もうやめてください!」と恥ずかしそうに顔を伏せます。私は、この本のせいで今まで散々な目に遭わされたこと、私への評価が星1つだったことに対する不満を涼介にぶつけて、別れを告げたのでした。

私に別れを告げられた涼介でしたが、まだ自分たちの関係は終わっていないと思っているようでした。恋愛アドバイス本に書かれていた「別れ話をされたら一旦了承し、残った私物を取りに来たタイミングで丸め込みましょう」という方法を鵜呑みにして、復縁の機会を狙っているようです。

「あんなにうまくいっていたのに、三咲が別れたいと言うなんて信じられない。さっきは他にも人がいたからうまく頭が働かなかっただけ。冷静になれば、きっと三咲も俺のことを分かってくれるはず」そう自分に言い聞かせながら、マンションへ帰宅した涼介。しかし部屋の電気をつけた瞬間、目の前に広がる光景に、「えっ・・・?」と声を漏らします。

部屋の中はがらんとしていて、私の服や荷物はすべてなくなっていました。そう、私は涼介との別れを決意した夜、美鈴と高橋くんに手伝ってもらい、この部屋から自分の荷物をすべて運び出していたのです。何もなくなった部屋を見た涼介は、「何でぇぇ!」と嘆きます。

「三咲の物が何もないということは、もう本当に『別れる』ってこと?」ここにきて、ようやく状況を理解した涼介。事前に恋愛アドバイス本に目を通していた私は、涼介の作戦を予想し、最後のチャンスすら与えないよう先回りしていたのです。

しかし、まだ信じられない涼介は、クローゼットや引き出し、さらにはゴミ箱の中まで、私の持ち物が残っていないか確認します。「何もない・・・元からいなかったみたいだな」寂しそうにつぶやきながら本をめくると、星1つだった評価が、いつの間にか星5つに塗りつぶされていることに気づきました。もう三咲が戻ってくることはない。ようやくそう悟った涼介は、大きな声で「三咲~!」と私の名前を呼んだのでした。

涼介さんがどんな行動に出るのかを予測し、逃げ道を断った三咲さん。はじめから恋愛アドバイス本など鵜呑みにせず、そのままの自分で三咲さんと向き合っていれば、もっといい関係になれたのかもしれませんね。次の相手とは、ありのままの自分で勝負してみてほしいです。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

最新のコメント
  • さるさる より

    あの本を発見されていて、しかも自分を棚に上げた失礼極まりない評価してるのも見られてるんだから、本も全部読まれていると気づきそうなものだけど。
    あ、相手に読まれた場合の指南はマニュアルには書いてなかったか。笑

  • ゆきだるま より

    いつかその本で上手くいく相手が見つかるといいね。
    永遠に見つからないか、頭スッカラカンの相手だろうけど。

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