まだ復縁できると思っているおめでたい彼氏

今までの言動が、すべて恋愛アドバイス本の受け売りだったことがバレた涼介。彼の前で本の内容を読み上げると、「もうやめてください!」と恥ずかしそうに顔を伏せます。私は、この本のせいで今まで散々な目に遭わされたこと、私への評価が星1つだったことに対する不満を涼介にぶつけて、別れを告げたのでした。
私に別れを告げられた涼介でしたが、まだ自分たちの関係は終わっていないと思っているようでした。恋愛アドバイス本に書かれていた「別れ話をされたら一旦了承し、残った私物を取りに来たタイミングで丸め込みましょう」という方法を鵜呑みにして、復縁の機会を狙っているようです。

「あんなにうまくいっていたのに、三咲が別れたいと言うなんて信じられない。さっきは他にも人がいたからうまく頭が働かなかっただけ。冷静になれば、きっと三咲も俺のことを分かってくれるはず」そう自分に言い聞かせながら、マンションへ帰宅した涼介。しかし部屋の電気をつけた瞬間、目の前に広がる光景に、「えっ・・・?」と声を漏らします。

部屋の中はがらんとしていて、私の服や荷物はすべてなくなっていました。そう、私は涼介との別れを決意した夜、美鈴と高橋くんに手伝ってもらい、この部屋から自分の荷物をすべて運び出していたのです。何もなくなった部屋を見た涼介は、「何でぇぇ!」と嘆きます。

「三咲の物が何もないということは、もう本当に『別れる』ってこと?」ここにきて、ようやく状況を理解した涼介。事前に恋愛アドバイス本に目を通していた私は、涼介の作戦を予想し、最後のチャンスすら与えないよう先回りしていたのです。

しかし、まだ信じられない涼介は、クローゼットや引き出し、さらにはゴミ箱の中まで、私の持ち物が残っていないか確認します。「何もない・・・元からいなかったみたいだな」寂しそうにつぶやきながら本をめくると、星1つだった評価が、いつの間にか星5つに塗りつぶされていることに気づきました。もう三咲が戻ってくることはない。ようやくそう悟った涼介は、大きな声で「三咲~!」と私の名前を呼んだのでした。
涼介さんがどんな行動に出るのかを予測し、逃げ道を断った三咲さん。はじめから恋愛アドバイス本など鵜呑みにせず、そのままの自分で三咲さんと向き合っていれば、もっといい関係になれたのかもしれませんね。次の相手とは、ありのままの自分で勝負してみてほしいです。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ
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あの本を発見されていて、しかも自分を棚に上げた失礼極まりない評価してるのも見られてるんだから、本も全部読まれていると気づきそうなものだけど。
あ、相手に読まれた場合の指南はマニュアルには書いてなかったか。笑
いつかその本で上手くいく相手が見つかるといいね。
永遠に見つからないか、頭スッカラカンの相手だろうけど。