とにかくめんどくさい彼氏


私の名前は矢田三咲、24歳。これは、私が職場で出会った彼氏、南出涼介のお話です。
涼介は、なにかにつけて「なんで?」と聞いてきて・・・とにかくめんどくさいのです。

涼介と付き合ったきっかけは、本当に軽いノリのような感じでした。当時の私は、特に好きな人がいるわけでもなく、恋人募集中!というほどでもなく、おひとり様を満喫中でした。ある日、職場の休憩室で同じくおひとり様の同僚の高橋とふざけて「先に彼氏・彼女ができた方にランチをおごる!」と小競り合いをしていました。

別に本気ではない、すぐ忘れるかもしれない程度の冗談の小競り合いでしたが、休憩室でいつもポツンと一人で静かに読書をしている涼介が、突然「じゃあ」と手を挙げたのです。あまり話したことも、どんな人かもよく知らない涼介が話しかけてきたので私は少し驚きました。

手を挙げた涼介は、「矢田さん、僕と付き合ってください。」と私たちの冗談に真顔で入ってきたので私も高橋も思わず「えぇっ!?」と大きな声を出してしまいました。冗談に便乗するようなタイプには見えないし・・・唖然としていたら「僕、本気です。」と涼介が言うので、そこからは高橋に「いいじゃん、いいじゃん」と強引にくっつけられる感じで、とりあえず付き合ってみることになったのでした。

そして、数週間経った今に至るわけなのですが。
仕事を終えてスマホをチェックした私はため息をついてしまいました。シフト制の仕事なので、終わる時間はバラバラ。今日は休みの涼介から、私が終わる時間に合わせて送られてくる大量のメッセージに、少しげんなりしてしまうのです。
正直、面倒。これが本音でした。
仕事が終わる時間に合わせて彼氏からメッセージをもらうこと自体は嬉しいものですけれど、「お疲れ様」「今日ご飯食べに行かない?」などではなく「まだ?」「いつ終わるの?」だと、疲れが増してしまいそうですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ
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