[18]めんどくさい彼氏|自分の評価に星1をつけた彼に怒り心頭、別れを言い放つ

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前回のお話

おひとり様を満喫していた24歳の三咲さんは、ひょんなきっかけで職場の同僚涼介さんに告白され、軽い気持ちで付き合うことに。交際が始まると、三咲さんは度々涼介さんの言動が理解できずモヤモヤが募っていきます。三咲さんの都合を考えずメッセージ攻撃をしてきたり、集合住宅なのに周りの迷惑も顧みず大音量で音楽を流し「これが俺の普通」と言い切ったり、外食のときに店員さんのミスを責めなかった三咲さんにしつこく文句を言ったり・・。涼介さんのそんな言動に疲れてきた三咲さんは、何かと理由をつけて涼介さんの家に寄りつかなくなりますが、しばらくして久しぶりに涼介さんの家に行くと、涼介さんから「職場から近いうちで一緒に住めば?」とまさかの提案をされます。別れることも視野に入れていた三咲さんは、同棲なんてあり得ないと思いつつも、断るタイミングを逃してしまい同棲がスタート。モヤモヤした気持ちがつきまとう三咲さんは、少しでも楽しく過ごせるよう前向きに考えようとします。しかし大音量でテレビを見たり、夜中の2時に平気で洗濯機を回す涼介さんをやんわりと注意するも、「なんで?」と小学生のような屁理屈を言って考えを押し通す涼介さんにイライラが募っていきます。ある夜、溜まった愚痴を友達の美鈴さんに話していると、涼介さんから『早く帰ってきて』『息が苦しい』とメッセージが届きました。心配になった三咲さんは大慌てで帰りますが、家の中は真っ暗。焦って電話をかけると、涼介さんは「駅前の喫茶店にいる」とさらり。どうやら、息が苦しいというのは嘘で、三咲さんの気を引きたかったようです。涼介さんの非常識さについに愛想を尽かし、別れを決意します。話しかける涼介さんを無視して電話を切った三咲さんは、涼介さんの部屋にあったアドバイス本を手にし、美鈴さんと同僚の高橋くんに電話をかけました。一方涼介さんは強引に交際を始めた自覚があるため、すぐ振られるのはと不安でした。そこで出会った一冊のアドバイス本に惹かれ購入し、本人なりのアレンジを加え実践していきます。しかし三咲さんの態度がどんどんよそよそしくなっていくことに不安を覚え、人騒がせなメッセ―ジを送るに至ったのでした。美鈴さんと高橋くんを呼び出した三咲さんは、涼介さんのアドバイス本を見せます。そこには三咲さんへの評価が書きこまれていたのですが、あまりの内容に二人が驚きます。そんな二人へ三咲さんは準備があるから手伝ってほしいと告げました。その頃涼介さんは、未だに喫茶店で連絡待ちをしていました。思惑通りにいかないため戸惑っているところに、三咲さんからメッセージが。指示通り駅前近くのファミレス移動すると、美鈴さんや高橋くんと共に居た三咲さんがアドバイス本を取り出しました。

1話目から読む

一旦引き下がるのも本に書かれているので想定済み

一方その頃涼介は、未だに喫茶店で連絡待ちをしていました。思惑通りにいかないため戸惑っているところに、私からのメッセージが届きます。駅前近くのファミレスに来てほしいという内容に、いつもと違う雰囲気を感じつつ移動しました。ファミレスに居る美鈴や高橋くんに驚きながら、さっそく連絡しなかったことを咎める涼介の前に、アドバイス本を取り出しました。

「別にこの本が悪いとか思わないけど・・・今まで涼介がやってきた突飛なこと、結構ストレスだったのに・・・。涼介がそういう風にしたいならそうさせてあげたいな、って思ったから我慢してたのに・・・」という私に、涼介が「俺は別に、何も」と口を挟みますが、無視して話を続けます。「何これ、【予測不可能なことをして相手をびっくりさせましょう。きっとあなたが魅力的に見えます】って」

「【大きな音で場の空気を自分のものに!】」読み上げる私に涼介が狼狽えます。「やめろって」「【寂しい、会いたい、など積極的に伝えて気を引き、心を弄び疲れさせましょう】」ひたすら読み上げていると「もう!やめてください!」と涼介から泣きが入りました。

しかし主張したいことは、そこではありません。「こんなのもうどうでもいい。私がムカついてるのはこれ!」ずい!と件のページを突き出し「誰が星1じゃぁああ!!」と叫びました。そんな私を涼介がぽかーんと見上げます。

そして「もう家出てくから。別れよう。バイバイ」と畳みかけました。狼狽えた涼介が引き留めようとしますが、(いや、今は分かったって言っておいて、荷物とか取りに来るはずだから・・・家で二人になったタイミングで丸め込めるはず・・・)少し考えて頷きます。そして私達はファミレスを後にしました。

「南出くん、意外とあっさり引き下がったなぁ」と呟く髙橋くんに、「そうするだろうと思ったんだ。本にね、【別れ話になったら】っていう項目があって・・・一度要求を飲んで、丸め込むチャンスを狙いましょう、って。借りてる物や相手の私物があれば交渉に使えるので持っておきましょうって」と説明すると、美鈴「卑怯な・・・」と呟きました。「まぁー、それももう無理なんだけどなぁ」と言うのと言う高橋くんに、私も頷きます。「まぁねー、だってあの部屋はもう・・・」

見事に別れ話を成功させた三咲さん。アドバイス本を読み上げているときの動揺ぶりを見るに、さすがの涼介さんも恥ずかしかったのでしょう。しかし三咲さんの一番の怒りポイントにピンときていない辺りが、涼介さんらしいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

最新のコメント
  • ナナシノカカシ より

    えー…っと、この本のタイトルって「Let’sモラハラ入門!〜気になるあのコを大☆捕☆獲!」とかだったっけ?えーそんな本あるのー?
    自費出版ならともかく、ふらっと寄ったフツーの本屋で売ってちゃヤバいでしょ。逆に内容が気になる(笑)。
    応援を呼んでる時点で荷物は全てきれいさっぱりだよね、どう考えても。
    しかしモラ男の愛読書、ヤバすぎる…

  • 匿名 より

    まずもって、こんなクソの役にもたたない本を出版した理由を知りたい笑
    そして、何部売れたのかも合わせて知りたい笑
    自主出版の本より売れなさそう。

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