[20完]めんどくさい彼氏|次は理解し合える相手を見つけたい。面倒な彼氏との恋愛から学んだこと

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前回のお話

おひとり様を満喫していた三咲さんは、職場の同僚である涼介さんから告白され、軽い気持ちで付き合い始めます。しかし周囲への配慮を欠く発言や、三咲さんの都合を考えないメッセージ攻撃など、涼介さんの言動に次第にモヤモヤが募っていきます。別れを考え始めた頃、涼介さんから同棲を提案され、断りきれないまま同棲生活がスタート。大音量でテレビを見たり、深夜に洗濯機を回したりと、注意しても「なんで?」と屁理屈を並べる涼介さんに、三咲さんのイライラは限界に達します。ある夜、友人の美鈴さんに愚痴をこぼしていると、涼介さんから「早く帰ってきて」「息が苦しい」と連絡が。慌てて帰宅すると、涼介さんは駅前の喫茶店にいると平然と答えます。嘘までついて気を引こうとした涼介さんに、三咲さんはついに愛想を尽かします。そんな時、涼介さんの部屋で1冊の本を見つけた三咲さん。そこには、意中の女性を虜にする数々のアドバイスと、三咲さんへの評価が書き込まれていました。その内容に驚いた三咲さんは、美鈴さんと同僚の高橋くんに同席してもらい、涼介さんに別れを告げます。引き止めようとした涼介さんでしたが、アドバイス本に「荷物を取りに来たタイミングで丸め込む」と書かれていたのを思い出し、別れに承諾。しかし家に帰ると、そこには三咲さんの私物は一切なく、大人しく別れを受け入れるしかないのでした。

1話目から読む

ストレスから解放された!

私に別れを告げられた涼介でしたが、恋愛アドバイス本に書かれていた「別れ話をされたら一旦了承し、残った私物を取りに来たタイミングで丸め込みましょう」という方法を鵜呑みにし、復縁の機会を狙っているようでした。しかし、そんな涼介の計画はすでにお見通しだった私。あらかじめ美鈴と高橋くんに協力してもらい、自分の荷物をきれいさっぱり運び出していたのです。がらんとした部屋を目にした涼介は、ようやく別れを受け入れたようでした。

その後、私は涼介と顔を合わせることなく、別の店舗へ異動することになりました。涼介はそのまま仕事を続けていたそうですが、最近になって上司に退職の相談をしたようです。仲の良かった社員さんは、「矢田さん、急に異動になっちゃって寂しいわぁ」と私がいなくなったことを寂しがってくれたみたい。それを聞いた高橋くんは、「そうっすね~!まぁ多分元気にやってるでしょ!」と笑顔で言いました。

落ち着いた頃、美鈴と久しぶりにカフェに来ました。「それで最近はどう?大丈夫?」美鈴にそう聞かれ、私は「ぜーんせん!なんか、早くこうすればよかった・・・」と答えます。合わせてあげなきゃなんて思わず、最初からこうしておけば、私も涼介も時間を無駄にせずに済んだのに。そう思うと、少しだけ申し訳ない気持ちになりました。

何はともあれ、涼介の「なんで?」から解放されて、自由になった今は毎日がとても楽しい。涼介と付き合った経験をいかして、これからはおかしいと思ったことはきちんと伝えようと思います。それでも分かり合えない相手なら、無理に合わせず、早めに離れることも大切にしていきたい。

長々と感じていたストレスから解放されて、今こんなに楽しく過ごせているのも、あのとき引っ越しを手伝ってくれた美鈴と高橋くんのおかげです。・・・あれ、私何か大切なことを忘れているような気がする。「あぁあ!思い出した!」声を上げて急に立ち上がると、美鈴は「えぇっ!?」と驚きました。

「高橋くんに、ランチを奢ってもらってない!」そう、今回の騒動ですっかり忘れていたけれど、『先に彼氏・彼女ができたほうがランチを奢る』と約束していたのです。異動する前に奢ってもらえばよかった・・・。後日、高橋くんに連絡すると、「別れたから無効」と言われ、私の無料ランチは儚く散ったのでした。

恋愛も、突き詰めれば人付き合い。お互いに「おかしい」と思ったことはきちんと伝え、相手が理解してくれない、理解する気がないのであれば、離れる決意も必要なのかもしれません。まだまだ若い三咲さん。次はもっと素敵な人と巡り合えるといいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

最新のコメント
  • ななぴょん より

    え?元カレはそのまま?

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