[15]勘弁して!義母から本当の娘みたいに思われても嬉しくない。クセ強義母に抗う嫁達|岡田ももえと申します

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前回のお話

義母の要望で義実家のすぐ近くに住み、癖の強い義母ともなんとかうまくやっていた妻のさくらさん。しかしある日、体調の良くなかったさくらさんは朝からアポなし訪問してきた義母につい言い返してしまい、義母は激怒し「酷い嫁」と言って帰って行きました。その夜、さくらさんが夫の次郎さんに義母のことを相談しようとすると、次郎さんは先に義母から「事前に連絡しろと命令された」「普通の質問に突然激高した」と電話で聞いていました。事実とは異なる悪意のある伝え方をされたさくらさんは冷静に一部始終を説明し、次郎さんも納得してくれましたが、「今はさくらの体調が悪くなりやすい時期だから連絡するように言っておく」と言った次郎さん。さくらさんが「今はじゃなくて、来る時は必ず連絡して欲しい」と伝えるも「そんなに嫌だとは思わなかった。俺はさくらのお袋さんがいつ来ても気にしないから」と次郎さんが言うので「気にするとかしないとかじゃなくて、連絡するのが当たり前だと思ってた」とさくらさんは言いました。

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クセ強義母に抗う嫁達

事前連絡なしで義母に家に来ないで欲しいと言うさくらさんに、「俺はさくらのお袋さんがいつ来ても気にしない」と言った次郎さん。気にするかどうかの問題ではないとさくらさんが言うと、「他人ならさ家行くとき連絡は絶対必要だと思う」と自身の考えを話し始めました。

「でもお袋は家族だし『近くまで来たから寄った』みたいのも世間一般にあるわけだし」と、義母は家族なのだからわざわざ連絡は必要ないのではないかと言う次郎さん。

「そんなガッチリ壁作るのもちょっと不自然かな~って」と、さくらさんに「細かい。気にしすぎ」と言った義母と同じようなことを言いました。

さくらさんが「お義母さんの行動が作らせてんのよ、壁を。作らざるを得ない」と反論すると、

次郎さんは半信半疑といった様子で「・・そうなの?」と言った後、「あっそうだ、そうだっ。前にお袋がさ」と何かを思い出し、

「さくらの事、良い子って言ってたし」と言い、「あっ。こうも言ってたよ」とまた何か思い出したと思ったら、

「本当の娘みたいに思ってるって」と満面の笑みで次郎さんが伝えてきたので、さくらさんは「勘弁してくれ」と心の中で叫びました。

事前連絡なしで義母に突然家に来て欲しくないと訴えるさくらさんに、夫の次郎さんは「他人なら連絡は絶対必要だと思うけど、お袋は家族だしそんなガッチリ壁を作るのもちょっと不自然」とさくらさんの気持ちがいまいち分からない様子。さくらさんが「お義母さんの行動が壁を作らせてる」と反論すると「さくらのこと良い子って言ってたし、本当の娘みたいに思ってるって言ってた」と満面の笑みで伝えてくるので、さくらさんは心の中で「勘弁してくれ」と叫びました。
義母とは一定の距離感を保って付き合いたいさくらさんにとって、「本当の娘みたいに思ってる」という言葉は全く嬉しくないですよね。次郎さんはこの言葉をさくらさんが喜ぶと思って伝えているようですが・・真逆です!!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
次郎さんにとっては「家族」でも、さくらさんにとっては気を遣う「義理の家族」ですもんね。

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