[43]勝手に子どもの名前を変えた夫|「おじいちゃんとは連絡取ってる」娘から聞かされた事実に驚愕

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前回のお話

妻の気持ちは全く考えず義母の自分勝手な意向ばかりを汲む夫ショウタさんに信頼も愛情も我慢も限界に達した妻ナエさん。ショウタさんとは子ども達の前だけで夫婦を演じる関係になり、相手の気持ちを無視して一方的に恩を着せてくる義母と夫に子ども達も反発するようになり、ナエさんと子ども達は義母と会わなくなりました。数年後、高齢になった義母は通院や買い出しなど生活のサポートをショウタさんに頼るようになり、ショウタさんは平然とナエさんに手伝って欲しいと頼みますが、ナエさんはきっぱり拒否。一人で義母の要望に応じるしかないショウタさんは、自分の主張ばかりでこちらの都合を全く考えてくれない義母に日に日に疲弊していきます。ある日、ショウタさんが仕事で翌日の病院の付き添いに行けないと言うと、義母は「あなたを産み育てた私の頼みをどうして聞いてくれないの?あなたが無理とかじゃないの。お母さんが困ってるの!」と怒りだしました。

1話目から読む

自分の知らないところで会っていた?数年の時を経て知らされた事実に驚愕。

自己中心的な考えの義母に振り回され、ショウタは日に日に疲弊していきました。
以前きっぱりと手伝いを断った私に、ショウタは再び頼ってきました。『1度手伝いに来てくれないか?母さんが困っててさ』とショウタからメッセージが届きましたが、私は『ショウタが助けてあげて』と一言だけ返信。

『できないからお願いしてるんじゃないか・・』と食い下がってきたショウタですが、『私に気軽に頼むのはやめて欲しいんだけど。行政に相談するとか方法はいくらでもあるでしょ?』と突き放しました。ショウタはそんな私の返信を見て「昔はこんな冷たくなかったのに・・」と思っていました。

私に頼れないとわかったショウタは、以前私が子ども達には迷惑をかけないでと強く言っておいたにもかかわらず娘のサッちゃんに助けを求めて連絡しました。『サッちゃん。おじいちゃんやおばあちゃんに会いに来ない?』とショウタがメッセージを送ると、サッちゃんは『どうして?』と質問。ショウタは手伝ってもらいたいという本音を隠し『2人とも会いたがってるんだよ。ママは来てくれないし』と返しました。

ショウタは「サッちゃん頼む・・」と祈りながら、サッちゃんがおばあちゃん達に会いに行くと言ってくれることを期待して返信を待っていました。しかし、サッちゃんからの返信は思っていたものではありませんでした。『ママが来ないのはパパとおばあちゃんのせいでしょ・・。それにぶっちゃけ私、おじいちゃんとはいつも連絡取ってるし。おじいちゃんは来なくていいって言ってたよ』サッちゃんからの返信を見てショウタは「え・・!?」と愕然としました。

さらにサッちゃんからの返信は続きます。『もうこの際だから言っちゃうけどさ。昔からおじいちゃんは私たちが欲しいものをプレゼントしてくれてたんだよ。だからママがお礼にっておじいちゃんをご飯に誘ってよくママとエイタとおじいちゃんの4人でランチ行ってたんだよ』と初めて明かされたショウタは「え?え?『おじいちゃんと連絡取ってる』!?俺そんなこと聞いたこともない・・!」と頭が真っ白になります。

義母の身勝手な要望に1人で対応することに限界を感じ始めていたショウタさんは、以前きっぱり断られたナエさんに再び『1度手伝いに来てくれないか?』と依頼のメッセージを送りますが、『ショウタが助けてあげて』とバッサリ。追い込まれたショウタさんは、ナエさんから止められていたにもかかわらず娘のサッちゃんに助けを求めます。義母のサポートを手伝って欲しいという本音を隠して『2人とも会いたがってるんだよ』と連絡したショウタさんに、サッちゃんは『ぶっちゃけ私、おじいちゃんとはいつも連絡取ってるし、おじいちゃんは来なくていいって言ってたよ』と打ち明けました。この数年ナエさんと子ども達は義両親と交流していないと思っていたのに、実は義父とだけは会っていたと知りショウタさんは驚愕します。
自分と義母がこれまでナエさんにしてきた酷い仕打ちを棚に上げ、サポートを手伝ってくれないナエさんのことを「冷たい」と言うなんてショウタさんは勝手ですよね。ナエさん達がなぜ義父とだけ交流を続けていたのか・・ショウタさんにはよく考えて欲しいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

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