[42]勝手に子どもの名前を変えた夫|「あなたが無理とかじゃない」相手の都合は無視で自分の主張を押し通す義母

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前回のお話

妻の気持ちは全く考えず義母の自分勝手な意向ばかりを汲む夫ショウタさんに信頼も愛情も我慢も限界に達した妻ナエさん。ショウタさんとは子ども達の前だけで夫婦を演じる関係になり、相手の気持ちを無視して一方的に恩を着せてくる義母と夫に子ども達も反発するようになり、ナエさんと子ども達は義母と会わなくなりました。数年後、高齢になった義父が思うように動けなくなると、義母は通院や買い出しなど生活のサポートをショウタさんに頼るようになりました。サポートが大変になってくるとショウタさんは当然のようにナエさんに手伝って欲しいと頼みますが、ナエさんはきっぱり拒否。ナエさんにも子ども達にも助けてもらえずショウタさんは一人でサポートを続けるしかありません。ある週末、買い出しのサポートに行ったショウタさんは、義母が義父の要望を一切無視して食事のメニューを決めたり、買ってきて欲しいと頼まれたものも「必要ない」と言って買わない様子を目の当たりにしました。義父がぞんざいに扱われていることを心配したショウタさんは「ナエに頼んでみようか?」と提案しますが、義父は「絶対にダメだ」とナエさんを気遣い申し出を断りました。

1話目から読む

自己中心的な考えが日に日に強くなっていく義母。疲弊していく夫

義母の意向ばかりを汲んで私や子ども達の気持ちをずっと蔑ろにしてきたショウタ。今になって義両親のサポートを頼まれても到底手伝う気にはなれず、ショウタは一人でサポートを続けていました。
ある日、義母に洗剤を頼まれていたショウタが「洗剤買ってきたよ」と渡すと、義母は「ありがと」と言いながら袋の中を見ると「あら・・私が使ってるのこれじゃないのよね」と言いました。ショウタが「えー・・どれでも一緒だろ?」と面倒くさそうに言うと、

「でもいつものじゃないし」と譲らない義母。ショウタがイラっとして「だったら何を買ってくればいいか最初から教えてよ」と言うと「あなただったらわかるかと思ったのよ。もう1回買ってきて」と平然と言いました。

別の日。ショウタが「悪いけど、明日は仕事抜けられなくて父さんの病院の付き添いできないから」と伝えると、「え?困るわよ」と義母は不機嫌に。「タクシー使えばいいだろ」と言うと、「休みなさいよ。私が言ってるんだから」と命令口調になる義母。

「いや、無理だから話してるの」と溜息まじりにショウタが言うと、「どうして無理なの?何のために手伝いをお願いしたと思ってるの?」と納得しない義母。「だから・・」と言いかけたショウタは、何を言っても無駄だと感じ「はー・・」と溜息。

すると、義母は「ショウタ!あなたを産み育てた私の頼みをどうして聞いてくれないの?あなたが無理とかじゃないの。お母さんが困ってるの!」と怒りだしました。

一人で義両親のサポートを続けるショウタさん。義母は何かにつけてショウタさんに頼みごとをします。ある日、頼まれていた洗剤を届けると「私が使ってるのはこれじゃない。もう1回買ってきて」と言われ、別の日には「仕事を抜けられなくて病院の付き添いができない」と説明しても「休みなさいよ」と言うばかり。何度無理だと言っても「どうして無理なの?」と全然納得してくれず、しまいには「あなたが無理とかじゃないの。お母さんが困ってるの!」と怒ってショウタさんを責めました。
これまでも自分のことしか考えていない義母でしたが、最近はさらに拍車がかかってきているようですね。自業自得とはいえ、義母の身勝手な要望を一人で受け止めなければいけないショウタさんはしんどいですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

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