[1]勝手に子どもの名前を変えた夫|妊娠中に夫婦で決めてずっと呼びかけていた大切な娘の名前を失った

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赤ちゃんがお腹にいる時から名前を決めて呼びかけるお母さん・お父さんも多いと思います。我が子の大切な名前ですから、ほとんどの場合、字画や音の響きなど時間をかけて夫婦で話し合って決めますよね。今回は、お腹にいる赤ちゃんの名前を「ナナちゃん」と決めてお腹をさすりながらいつも呼びかけていたのに、出生届を提出しに行った夫ショウタさんに勝手に子どもの名前を変えられてしまった妻ナエさんのお話です。

出生届から戻った夫が「違う名前にした」と衝撃の告白

「ナナちゃん」。それは、お腹の子が女の子と分かってから夫ショウタと2人で何日も一生懸命考えて付けた名前。早く会いたくて、楽しみで、ずっとずっと呼びかけていた名前です。私はこの名前をすごく気に入っていました。画数も完璧だし、音の響きも本当に可愛くて、ななちゃんがどんな顔をしているのかなぁと想像しては幸せな気持ちに浸っていました。

無事に産まれてきてくれたナナちゃんの顔を見た時には、私たちは「ママだよ~、パパだよ~」と言いながら嬉しくて涙が止まりませんでした。

出産後、予定より退院日が少し伸びてしまったので、夫にお願いして出生届をしてきてもらうことにしました。準備は完璧。後は役所に提出するだけです。夫が「分かってるって」と言ってくれたので私は安心していました。ところが。

「出してきたよ~」と翌日、出生届を出してくれたショウタがその足で病院まで報告に来てくれました。そこまでは良かったのですが、ショウタが「そうそうナナちゃんの名前なんだけどさ、ごめん、やっぱり違う名前で提出した。」と満面の笑みで言ったのです。私は耳を疑いました。何を言っているのか分かりませんでした。

「え?はっ?ど・・・どういうこと?」動揺しすぎた私はナナちゃんにミルクをあげながら、そんな言葉しか出てきませんでした。「いや、どういうことって・・・」とそれほど気にしていない様子のショウタが信じられませんでした。

お腹にいる時から「ナナちゃん」だった娘の名前が、突然、何の相談もなく夫だけの衝動的な考えで変えられてしまうなんて急に娘が別人になってしまうかのように感じられてショックです。受け入れられませんよね!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
9歳男児6歳女児の2児の母です。

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