「名前を勝手に変えたことまだ根に持ってるの?」一生忘れるわけない

月日が流れたある日のこと、義母に義父の通院の付き添いと日常のお世話を告げられ、仕事があるからと断ったショウタが仕事の都合をつけると伝えると、「ナエさんに来てもらうとかできないの?」と義母は言いたい放題。「よくしてあげたんだから、こっちにお返しするのは筋」と義母に言われ、ショウタが帰宅した後、私に話すも無言でテーブルを拭いていました。
「父さんの病院の付き添いが大変らしいんだ」と話すショウタに「・・それで?」とたずねる私。「ナエに頼めないかなって・・」そう言われて、「・・私に?どうして?」と聞き返す私。「どうしてって・・俺は仕事があるし・・」とショウタが言い、

「ふーん。私にも仕事があるけど?」そう答えると、「でもパートだろ?それに、サッちゃんが産まれた時から、母さんたちには世話になってただろ?色々買ってもらったし・・」

「産まれた時から?私ありがたいって思った事一度もないけど?それに私、お義母さんと音信不通なのになにをいまさら・・」と私が言うと、

「なぁもしかしてまだ根に持ってるの?サッちゃんの名前を勝手に変えたこと・・」ショウタの言葉にピクっと反応する私が、「・・名前を変更したあの時のことは一生忘れないよ・・」と言うと、

「でもさ、家族が困っているのに助けてあげないって心狭くない?」ショウタがそう言い、「心が狭い?逆に聞くけど、どうして私がお義母さんのお手伝いを喜んですると思ったの?」とショウタにたずねました。
「義父の通院の付き添いが大変らしい」とショウタさんに言われたナエさんが「・・それで?」と質問。産まれた時から世話になってると言われても、ありがたいと思ったことがないナエさんは反論。「義母とも音信不通なのに何をいまさら・・」という気持ちでいっぱい。すると、サッちゃんの名前を変えたことをまだ根に持ってるの?と聞かれ、「あの時のことは一生忘れない」と答えたナエさんは、ショウタさんに心が狭いと言われ、「逆に聞くけど、どうして私がお義母さんのお手伝いを喜んですると思ったの?」と質問しました。
何歳になっても変わらずこんな調子のショウタさん。「まだ根に持ってるの?」とか・・あんなひどいことをしておいてよく義父の付き添いを頼めますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。