[39]勝手に子どもの名前を変えた夫|「ありがたいって思った事一度もない」義母の自己満足に感謝できない

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前回のお話

長女の名前を妻ナエさんに内緒で、義母に言われるまま「サチコ」と勝手に名づけてしまった夫ショウタさん。数年が経ち、宿題で名前の由来を調べることになったサッちゃんに、「名前はおばあちゃんが決めた」と言い、複雑な気持ちになるサッちゃん。それからさらに数年後のある日、義母が何か買ってくれるからと半ば無理やり2人を買い物に連れていったにもかかわらず、サッちゃんが欲しいものを見つけても自分の意見を曲げない義母が「ナエさんが私のことを悪く言うから子ども達がこんな風に」と決めつけたため、怒り出す子ども達。家に着くと、「もうおばあちゃんの家に行くのやめる」と宣言する子ども達のことをショウタさんが説明するも、偏った考え方にドン引きするナエさん。すると後ろにいたサッちゃんが、「パパもおばあちゃんも同じ!勝手!」と言い、言葉を失うショウタさんに、「パパ最低!!」と言葉をぶつけて部屋に閉じこもるサッちゃんはナエさんに相談。エイタくんの話も聞いた後、「しばらく実家には行かせない」と言うも話が通じないショウタさんに詰め寄りました。それから数年が経った頃、義父の付き添いが大変だとショウタさんに相談する義母は、「あれだけよくしてあげたんだから!」と手伝いはナエさんがして当然という態度。ショウタさんは「断られるかもしれないけど」と歯切れの悪い返事をした後、ナエさんに相談したのでした。

1話目から読む

「名前を勝手に変えたことまだ根に持ってるの?」一生忘れるわけない

月日が流れたある日のこと、義母に義父の通院の付き添いと日常のお世話を告げられ、仕事があるからと断ったショウタが仕事の都合をつけると伝えると、「ナエさんに来てもらうとかできないの?」と義母は言いたい放題。「よくしてあげたんだから、こっちにお返しするのは筋」と義母に言われ、ショウタが帰宅した後、私に話すも無言でテーブルを拭いていました。

「父さんの病院の付き添いが大変らしいんだ」と話すショウタに「・・それで?」とたずねる私。「ナエに頼めないかなって・・」そう言われて、「・・私に?どうして?」と聞き返す私。「どうしてって・・俺は仕事があるし・・」とショウタが言い、

「ふーん。私にも仕事があるけど?」そう答えると、「でもパートだろ?それに、サッちゃんが産まれた時から、母さんたちには世話になってただろ?色々買ってもらったし・・」

「産まれた時から?私ありがたいって思った事一度もないけど?それに私、お義母さんと音信不通なのになにをいまさら・・」と私が言うと、

「なぁもしかしてまだ根に持ってるの?サッちゃんの名前を勝手に変えたこと・・」ショウタの言葉にピクっと反応する私が、「・・名前を変更したあの時のことは一生忘れないよ・・」と言うと、

「でもさ、家族が困っているのに助けてあげないって心狭くない?」ショウタがそう言い、「心が狭い?逆に聞くけど、どうして私がお義母さんのお手伝いを喜んですると思ったの?」とショウタにたずねました。

「義父の通院の付き添いが大変らしい」とショウタさんに言われたナエさんが「・・それで?」と質問。産まれた時から世話になってると言われても、ありがたいと思ったことがないナエさんは反論。「義母とも音信不通なのに何をいまさら・・」という気持ちでいっぱい。すると、サッちゃんの名前を変えたことをまだ根に持ってるの?と聞かれ、「あの時のことは一生忘れない」と答えたナエさんは、ショウタさんに心が狭いと言われ、「逆に聞くけど、どうして私がお義母さんのお手伝いを喜んですると思ったの?」と質問しました。

何歳になっても変わらずこんな調子のショウタさん。「まだ根に持ってるの?」とか・・あんなひどいことをしておいてよく義父の付き添いを頼めますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

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