[40]勝手に子どもの名前を変えた夫|勝手な「恩返し」を要求する義母と夫に「自分たちでなんとかして」

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前回のお話

自分勝手で嫁の気持ちを蔑ろにする義母、そして義母の希望ばかりに同意し、大切な子どもたちのことでさえも妻にひと言の相談なく勝手に義母の希望通りに変えてしまう夫ショウタさんに信頼も愛情も我慢も限界に達したナエさん。ショウタさんとは子どもたちの前だけで夫婦を演じる関係に、そして義母とは連絡不通になりました。子どもたちも大きくなると義母とショウタさんに対するナエさんの気持ちを理解し、疎遠になっていました。時が経って義父の通院や生活にサポートが必要になってくると、自分だけでやりたくない義母はナエさんが恩返しすればいいと言い出しました。ショウタさんは「母さんにいろいろ買ってもらった恩がある」と言ってナエさんに義母の手伝いを頼みますが、ナエさんは一蹴するのでした。

1話目から読む

義母の意向ばかりを汲み取ってきた夫の今

夫ショウタのお父さんが高齢のため自分ですぐに動くことが難しくなると、通院や買い物、食事などの手伝いが必要となりました。すると義母は「私ひとりでは無理」とショウタに助けを求めましたが、仕事で義母の思うようには動けないと分かると、今度は私に「恩を返すとき」と当然のように言ってきました。ショウタは「サッちゃんが生まれた時からいろいろ買ってもらった」と言いますが、私や子どもたちの希望など聞く気のない、自己満足なだけの義母からの贈り物や行動に一度も感謝などしたことが無く、むしろ我慢の限界に達して以来音信不通となっていた私。その私に義母の手伝いをして当然というショウタの態度にもイラッとしました。

「買ってもらったことに恩を感じているならショウタがすればいいじゃない」と拒否しました。

「前に話したじゃない。私たちは子どものために一緒にいる関係だって。子どもたちの前ではちゃんと夫婦でいるけど、それ以外は求めないでねって。」私がショウタに伝えると、ショウタは「だったら子どもたちに頼むよ。」と。

ショウタが子どもたちに義母の手伝いを頼むと聞いた私は「まず自分たちでなんとかしようとしないの?ねぇ・・・あなたの母親でしょ?人に頼らないでよ。」と苛立つ気持ちをそのまま伝え

「大好きな母親なんでしょ?お義母さんの意向ばっかりくみ取ってきた結果が今なの。自分でなんとかして。子どもたちに迷惑かけたら絶対に許さない。」と私に言われたショウタは舌打ちをしながら「なんだよ・・・ほんと昔から恩知らずだな」と憎まれ口をたたきましたが私には何も響きませんでした。

週末になると、ショウタは結局ひとりで義実家へ行きました。エイタは「お父さんは?」と聞きはしたものの、おばあちゃんのお手伝いに行ったと聞いても、たいして気に留めていない様子でした。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

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