[38]勝手に子どもの名前を変えた夫|「あれだけよくしてあげたんだから恩返しする番」嫁の扱いは常に雑

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前回のお話

長女の名前を妻ナエさんに内緒で、義母に言われるまま「サチコ」と勝手に名づけてしまった夫ショウタさん。数年が経ち、宿題で名前の由来を調べることになったサッちゃんに、「名前はおばあちゃんが決めた」と言い、サッちゃんは複雑な気持ちに。それからさらに数年後のある日、義母が何か買ってくれるからと半ば無理やり2人を買い物に連れていったにもかかわらず、サッちゃんが欲しいものを見つけても自分の意見を曲げない義母が「ナエさんが私のことを悪く言うから子ども達がこんな風に」と決めつけ、怒り出す子ども達。家に着くと、「もうおばあちゃんの家に行くのやめる」と宣言する子ども達のことをショウタさんが説明するも、偏った考え方にドン引きするナエさん。「ナエのせいで失礼なことを言うようになった」と言うショウタさんに、「私のことは何言ってもいいけど・・」と言いかけると、後ろにいたサッちゃんが、「パパもおばあちゃんも同じ!勝手!」と言い出した上に、「どうせ私の名前だって二人で勝手に決めたんでしょ!?」とズバリ。言葉を失うショウタさんに、「パパ最低!!」と言葉をぶつけて部屋に閉じこもりました。慰めるナエさんに「おばあちゃんのことになると話が通じない」と相談。エイタくんとも話した後、「しばらく実家には行かせない」と言うも話が通じないショウタさんに、「散々伝えた結果」と詰め寄りました。

1話目から読む

「断る?そんな選択肢はないでしょ?」義母の圧が強すぎる

私をかばったサッちゃんは落ち込んでベッドに。「もうおばあちゃんの家に行きたくないしパパとも話したくない」とサッちゃん。その後、エイタとも話して二人が同じ気持ちだと理解した上で、ショウタさんに「しばらくショウの実家には行かせない」と伝えると、またナエさんのせいにするショウタさん!「今まで散々伝えてきた結果だと自覚して」そう言って凄むと無言に。

それから月日が過ぎたある日のこと。
「ねぇショウタ。お母さん困ってるのよ」義母にそう言われ、「大変なのはわかるけど俺も仕事があるんだよ」ショウタが断ると、「でもね、お父さんの通院の付き添いとか、日常のお世話とか・・・私には無理よ」と言う義母に、

「はぁ・・わかった・・なんとか仕事の都合つけるから少し待って」ショウタがそう答えると、「あっ、あなたが忙しいならナエさんに来てもらうとかできないの?義母にそう聞かれて「え?」と聞き返すショウタさんに、

だってあれだけよくしてあげたんだから、ナエさんがこちらに恩返しする番じゃない?そうよ!今までお母さんの言う通りにして間違いはなかったでしょ?」笑顔でそう言う義母に、

「いや・・いうーん・・一度ナエに聞いてみるから・・でも・・断られるかもしれないよ?」ショウタがそう言い返すと、「断る?そんな選択肢はないでしょ?家族が困ってるんだから」義母にそう言われ、「・・そうだね。うん聞いてみる」と答えました。

そして、「ナエあのさ・・」と声をかけるも無言のまま。「父さんがこの間具合が悪くなっただろ。それで通院の付き添いとか大変らしいんだ・・」とショウタが言いました。

月日が流れたある日のこと、義母に義父の通院の付き添いと日常のお世話を告げられ、仕事があるからと断ったショウタさん。仕事の都合をつけると伝えると、「ナエさんに来てもらうとかできないの?」と言いたい放題。「よくしてあげたんだから、こっちにお返しするのは筋」と言われ、ショウタさんが帰宅してナエさんに伝えるも、何も言わず、無言でテーブルを拭いていました。

どこまでナエさんをあてにするのか・・。ナエさんを除く義母と2人でなんとかすればいいのにと願ってやみません。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

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