[33]勝手に子どもの名前を変えた夫|義母と夫だけが満足な買い物「感謝しろ」に子どもたちが憤るのは嫁のせい

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前回のお話

長女の名前は「ナナ」と決めていた妻ナエさんに内緒で、義母に言われるまま「サチコ」と名づけてしまった夫ショウタさんにうんざりするナエさん。長男エイタくんの名前はなんとかつけたものの、義母が勝手に送った節句飾りには「ノブヒコ」と名前が!うんざりしたナエさんは離婚を考えて実家に帰りましたが、サッちゃんのためにと自宅へ戻ることに。その夜、怒ったナエさんが離婚を切り出すとショウタさんは唖然。最終的には子どもたちのためだけに一緒に暮らすことに。それから数年後、小学生になったサッちゃんの宿題で、名前の由来を調べることに。サッちゃんはおばあちゃんが決めたとショウタさんに言われ、サッちゃんは複雑な気持ちに。落ち込むサッちゃんに、「『サチコ』って名前も大好きだよ!」ナエさんにそう言われ、サッちゃんは少しホッとしたように頷きました。それかれさらに数年後のある日、義母が何か買ってくれるから、とサッちゃんとエイタに声をかけるショウタさん。「別に欲しいものない」という2人に「お金にしてもらうよう説得するから」と言い、半ば無理やり買い物に連れられた2人。「これカワイイ~」とサッちゃんが見つけたにも関わらず、「こっちがかわいいから、これにしなさい」と義母に言われ、さらにショウタさんにも「ばあちゃんが買ってくれるんだからこっちにしなよ」と言い、サッちゃんは呆れてしまいました。

1話目から読む

「欲しいって言ったものひとつもないよ?」話が違うと怒りあらわにする姉弟

数年後のある日。ショウタがサッちゃんとエイタに、「何か買ってくれるから週末ばあちゃんちに行かない?」と誘い、欲しいものもないし、欲しいものを買ってくれないと主張する子ども達。「プレゼントじゃなくてお金にしてってパパから言うから」と言われ、仕方なく義母の家に。買い物に出かけ、サッちゃんがこれカワイイと好きな洋服を見つけるも、「こっちがかわいい」と譲らない義母を見て、ショウタに助けを求めるも、「ばあちゃんが買ってくれるっていうんだから、こっちにしなよ」と全くあてにならないショウタに、サッちゃんはため息しか出ませんでした。

そして実家に戻ると、「こんなに色々買ってくれるなんてありがたいよな~。二人ともちゃんとお礼言いなよ」山盛りの荷物を前にショウタがそう言うと、「いいのよ。お礼なんて~」と笑顔で言う義母。すると「でも、私が欲しいって言ったものひとつもないよ?」とサッちゃんが言い、「ぼくも・・これいらない・・」とエイタくん。二人が不機嫌そうに言うと、

「ちょっ・・!なに言ってるんだ!」とショウタが言うと、「こんなの買うんだったらお金がいい・・」エイタの言葉を聞いて、「エイタ!ばあちゃんに失礼だろ!」と大きな声を出すショウタ。すると、「・・パパの嘘つき」小さな声でエイタが文句を言いました。

「・・おばあちゃん、もう必要ないもの買わなくていいよ。いらないのに買ったらお金の無駄になるだけだよ」サッちゃんにそう言われて、「必要ないって・・」と戸惑う義母。

「サッちゃん!買ってもらっておいてそんな言い方するなよ」ショウタが叱ると、「だから買わなくていいって話してるんだよ!パパもお金にしてもらうようにお願いするって話してたじゃん!」サッちゃんが言い返しました。

その言葉を聞いていた義母が、「サッちゃんどうしたの?まるでママそっくりよ・・感謝もしないところなんて特に・・!おばあちゃんがせっかく買ってあげてるのに・・ママに何を吹き込まれたの!?」とナエさんを否定し始めたのでした。

サッちゃんとエイタくんに、好きなものを買うか、プレゼントじゃなくてお金にしてもらうように話すから、と言い、義母との買い物に誘い出したショウタさん。実際には義母にお願いするどころか、「せっかく買ってくれるんだからこっちにしなよ」と義母が選んだ物にするしかなく、山盛りの荷物にも欲しいものはありませんでした。不満そうなサッちゃんをエイタくんを見て、二人を叱るショウタさん。言い返すサッちゃんの言葉を聞いた義母が、「どうしたの!?ママそっくりよ・・感謝もしないし。せっかく買ってあげてるのに・・ママに何を吹き込まれたの!?」と、ナエさんの悪口を言い出すのでした。

サッちゃんがショウタさんに言ったのは全くの正論だと思うのですが・・義母のナエさんを否定する言葉、聞いていて胸が苦しくなりますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

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