[24]勝手に子どもの名前を変えた夫|「どうして自分は関係ないって態度なの?」常に他人事の夫に物申す

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前回のお話

一人娘サッちゃんの名前を、義母に言われて望み通りにしてしまった夫ショウタさんに妻ナエさんは、子煩悩で良いパパだけど、自分を蔑ろにする夫とは一緒にはいられないと感じるように。ある日実家に帰ったショウタさんが、嫌味のように義母に買ってもらったと山盛りの荷物を抱えてニヤニヤ笑う姿に呆れたものの、悩んだ末に2人目を妊娠そして出産しました。「エイタは私が守る!」と、看護師さんに出生届は自分に渡して欲しいと頼み、入院中は義母の面会を拒否して過ごし無事退院しました。エイタくんの名前もナエさんが無事につけ、安心していたある日のこと、実家の母親から、義母から鯉のぼりと五月人形が届いたと電話が。かなり大きな鯉のぼりと、『ノブヒコ』と書かれた五月人形に驚いて確認すると、「私がつけたかった名前なの!これからもノブヒコって呼ぼうと思って!」と言い出す義母に絶句。ショウタさんが帰ってくるなり質問攻めにすると、「別にも問題ないだろ」と謝る気もない様子に、「何の嫌がらせなの!?どうしてこんなことばかりするのよ!」と怒りをあらわにしたのでした。

1話目から読む

「やっぱり離婚した方が良かったの?」涙ながらに母親に相談

何の連絡もないまま突然義母から実家に送られた、豪華で大きな鯉のぼりと、『ノブヒコ』と書かれた旗が付いた五月人形。「私がつけたかった名前なの!」と笑顔で言った義母のことを、仕事から帰って来たばかりのショウタに問い詰めると、「母さんが内緒にしてって・・」と動揺。「名前は思い通りになったし別に問題ないだろ?」と言うショウタさんに「五月人形も鯉のぼりも全部送り返すから!こんなものエイタに見せられない!」とショウタさんを睨みつけるナエさん。

すると、「お・・落ち着けって。名前の件は母さんに話すからさ。母さんもノブヒコって名前に愛着があっただけだろうし・・」なだめようとするショウタに、「は?」と呟く私は、

パシッとショウタの手を払いのけ、「ふざけないで!あわよくばショウタも変えようとしてたよね?どうして自分は関係ないって態度なの?いい加減にしてよ!」と叫び、

「お義母さんにエイタを会わせたくない・・!・・ううん、絶対に会わせないから!!」そう言った後、「私しばらく子どもたち連れて実家に帰る!!」と言い捨てて、ショウタに背中を受け歩き出しました。「ナ、ナエ・・」とショウタは動揺。

そして実家へ。
「サッちゃんいらっしゃい。じいじと遊ぼう」「あそぼ~」と2人で楽しそうに話すサッちゃんと父にホッとします。私はというと、「お母さん・・やっぱり離婚した方が良かったの・・?私間違ってたの・・?」涙ながらに訴えると、「ナエ・・ゆっくり考えよう。ウチにはいつまでいてもいいからね」と母が優しく言ってくれました。

母の言葉に、「ありがとう・・悪いけどあれは早く送り返して・・見たくもない・・」と義母から一方的に送られてきた五月人形と鯉のぼりのことを言うと、「わかった。でも大丈夫?送り返すことショウタくんに伝えなくて・・」心配そうに言うお母さんに、「うん。もういい・・もうあの人のことはいい・・」と全てのことがもうどうでも良く思えたのでした。

「五月人形も鯉のぼりも全部送り返すから!こんなものエイタに見せられない!」とナエさんがショウタさんを睨みつけると、「名前の件は母さんに話すから」と他人事のようになだめるショウタさん。その言葉に「どうして自分は関係ないって態度なの?いい加減にしてよ!」と怒り、「・・ううん、絶対に会わせないから!!」そう言ってしばらく実家に帰ると言い捨てたナエさん。 そして実家へ行き、涙を流しながらお母さんに相談するナエさんに、「いつまでもいていいから」と優しく言うお母さん。そして「悪いけどあれは早く送り返して・・見たくもない」と話すナエさんを気遣い、「でも大丈夫?ショウタくんに送り返すこと伝えなくて・・」と心配するも、「もうあの人のことはいい・・」と涙ながらに言うナエさん。これまでずっと我慢してきたことを全く理解せず、義母の言いなりになっているショウタさんを「もういい・・」と思ってしまうのは当然ですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

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