[22]勝手に子どもの名前を変えた夫|嫁が決めた2人目長男の名前を義母は完全無視「私が決めた名前で呼ぶ」

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前回のお話

一人娘サッちゃんのことを夫婦で決めても、義母が違う意見だとわかると義母の望み通りに従う夫ショウタさん。妻ナエさんは、サッちゃんを愛しお世話もしてくれるよいパパではあるものの、自分を無視する夫とはこれ以上一緒にはいられないと感じるように。夫婦の都合や望みを聞く気がない義母からのプレゼントはもういらないとショウタさんに伝えるも、自分の母親を蔑ろにされたと感じたショウタさんは、腹いせに母親に連絡し、プレゼントを無視していると言いつけてニヤニヤ笑うショウタさん。それに対して「よかった~!これで物が増えないね」とニッコリ笑ったナエさんを見て動揺するショウタさんが、ある日実家に帰ったショウタさん。義母に買ってもらったと山盛りの荷物を抱えてニヤニヤ笑う姿に呆れつつ、良いパパであることから離婚には踏み切れず、悩んだ末に2人目を妊娠そして出産。「エイタは私が守る!」と出生届は自分に渡してくれるよう看護師さんに頼だナエさん。すると、「出生届ってどうなってる?」とショウタさんに聞かれたのでした。

1話目から読む

義母の面会を拒否して無事退院。危険を回避して出生届も無事提出

実家に帰った後、これ見よがしに義母が買ってくれたサッちゃんの山盛りの服を持ち帰ってニヤニヤするショウタの姿を見た私は、サッちゃんに対しては子煩悩で良いパパだというショウタとの離婚には踏み切ることなく、2人目の子エイタのことを「私が守る!」と心に決め、出生届を自分に渡して欲しいと看護師さんに伝えました。そこに、「あのさ・・出生届ってどうなってる?」と言い出したショウタに、「どうして?エイタの名前も変えたいの?」と冷たく言うと、ショウタは言葉に詰まったようでした。

その後、入院中は義母の面会を拒否して無事退院することに。「サッちゃん、エイタくんだよ~」エイタをサッちゃんに見せると、「エイタくんかわいいねぇ~」とサッちゃん。2人目の名前は私がつけることができてホッとしました。

それからしばらくした時のこと。
「も・・もしもし」と困惑した声の母から電話が。「どうしたの?」とたずねると、「あのね・・あちらのお母さまから、鯉のぼりと五月人形が届いたのよ」そう言われ、「え?」と驚く私。

「庭にポールを立てて飾るタイプの鯉のぼりでね・・お父さん一人だと組み立てが難しくて・・飾るのはショウタくんが来た時でもいいかしら?あと・・」と話を続ける母です。

「あの・・五月人形についている名前がね・・『ノブヒコ』ってなってて、違う子のが間違って入ったのかなとも思ったんだけど・・お礼も兼ねて確認のお電話をしたら、」

「『そうなのよ~!私がつけたかった名前なの!これからもノブヒコって呼ぼうと思って!』・・・って」と母が困ったように言いました。

入院中は義母の面会を拒否し、退院したナエさん。実家に帰り、サッちゃんもエイタくんと顔合わせ。エイタくんの名前はナエさんがつけることができて、本当によかった。と思いきや、実家に送られた豪華な鯉のぼりに困惑するお母さんから電話が!さらに五月人形に書かれていた『ノブヒコ』と言う名前。「私がつけたかったから」って・・ナエさんをバカにしているとしか思えませんよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

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