義母の面会を拒否して無事退院。危険を回避して出生届も無事提出

実家に帰った後、これ見よがしに義母が買ってくれたサッちゃんの山盛りの服を持ち帰ってニヤニヤするショウタの姿を見た私は、サッちゃんに対しては子煩悩で良いパパだというショウタとの離婚には踏み切ることなく、2人目の子エイタのことを「私が守る!」と心に決め、出生届を自分に渡して欲しいと看護師さんに伝えました。そこに、「あのさ・・出生届ってどうなってる?」と言い出したショウタに、「どうして?エイタの名前も変えたいの?」と冷たく言うと、ショウタは言葉に詰まったようでした。
その後、入院中は義母の面会を拒否して無事退院することに。「サッちゃん、エイタくんだよ~」エイタをサッちゃんに見せると、「エイタくんかわいいねぇ~」とサッちゃん。2人目の名前は私がつけることができてホッとしました。

それからしばらくした時のこと。
「も・・もしもし」と困惑した声の母から電話が。「どうしたの?」とたずねると、「あのね・・あちらのお母さまから、鯉のぼりと五月人形が届いたのよ」そう言われ、「え?」と驚く私。

「庭にポールを立てて飾るタイプの鯉のぼりでね・・お父さん一人だと組み立てが難しくて・・飾るのはショウタくんが来た時でもいいかしら?あと・・」と話を続ける母です。

「あの・・五月人形についている名前がね・・『ノブヒコ』ってなってて、違う子のが間違って入ったのかなとも思ったんだけど・・お礼も兼ねて確認のお電話をしたら、」

「『そうなのよ~!私がつけたかった名前なの!これからもノブヒコって呼ぼうと思って!』・・・って」と母が困ったように言いました。
入院中は義母の面会を拒否し、退院したナエさん。実家に帰り、サッちゃんもエイタくんと顔合わせ。エイタくんの名前はナエさんがつけることができて、本当によかった。と思いきや、実家に送られた豪華な鯉のぼりに困惑するお母さんから電話が!さらに五月人形に書かれていた『ノブヒコ』と言う名前。「私がつけたかったから」って・・ナエさんをバカにしているとしか思えませんよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。