「息子は私が守る」悩んだ末に2人目を妊娠そして出産。

「義母からのプレゼントはいらない」と私が言ったと言いつけたショウタに、「これでいらない物が増えないね~」と言うと、「いいの?印象悪くなるよ?」と脅された私。「これでストレスが軽減されるなら大満足!でもプレゼントを断る理由に、私を悪者扱いってどうかなって思うけどね。」とサッちゃんのオムツを替えに行きながら、「意固地になってるのはわかってる。でも、私が折れたら元通りになる」と思っていました。
そしてある日。
「サッちゃんと実家行ってくるわ~」とショウタが言い、「ふーん。いってらっしゃい」と送り出した私。そしてサッちゃんとショウタが帰宅すると・・
「いや~、サッちゃんが欲しいって言うから母さんが買ってくれてさ~」そう言って山盛りの荷物を持ち帰って来たショウタ。

リビングに大量の荷物を置きニヤニヤしているショウタを見ながら、「あの日以降、義母に関しては完全に冷戦状態になった私たち。それでも子煩悩で良いパパであるショウタを見ていると離婚には踏み切れず・・」そんなことを考えていた私。

その後、悩んだ末に2人目を妊娠、出産しました。「大丈夫・・この子は・・エイタは私が守る!」と心に誓った私は、「出生届は私に渡してもらえますか?夫に渡したくなくて」看護師さんに言うと、「ナエさんに直接渡すので大丈夫ですよ。安心してください」そう言われて安心しました。

すると、「あの~出生届って」とショウタが看護師さんにたずね、「あぁ、はい。ナエさんにお渡ししましたよ!」と言われると、「あ・・そうですか」と引き下がるショウタが、

病室にやって来て「ナ、ナエ~・・あのさ・・出生届ってどうなってる?」と言いにくそうに聞いてきたショウタ。「どうして?エイタの名前も変えたいの?」私が冷たくそう言うと、「いや・・そんなことないけど・・」と困ったように呟くのでした。
ショウタさんが実家に帰った後、これ見よがしに山盛りの荷物を持って帰って来るのを眺めたナエさん。義母に関しては冷戦状態とは言うものの、サッちゃんに対しては子煩悩で良いパパだというショウタさんとの離婚には踏み切ることなく、2人目の子エイタくんのことを「私が守る!」と出生届を自分に渡して欲しいと看護師さんに伝えたナエさん。そこにやって来て「あのさ・・出生届ってどうなってる?」と言い出したショウタさん。サッちゃんの時のことを思えば、ナエさんの冷たい対応も仕方がありませんよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。