「お金以外はいらないって話したでしょ?」夫は何も守らない

夫婦で決めたことでも、義母の意見にすぐ覆る夫に我慢できず、私が本気で「これ以上私の言っていることがわからないって言うんだったらもう無理。実家に帰るから!」と言うと、慌てて「2人目の話だったよな?2人目は3歳差でいいよ!」と言い出すショウタ。「それだけじゃないよ?2人目の出生届は私が出すから・・絶対に渡さない!」とサッちゃんのことを思い出して怒りがこみ上げる私。さらに「金輪際お義母さんからのプレゼントはいらない」と言うと、「ちょっと落ち着けよ」とショウタに言われましたが私はもう我慢の限界!サッちゃんから父親を取り上げることはできないってわかっていても、もう我慢できませんでした。
それから、「サッちゃんの誕生日プレゼントあげたいんだけど何がいいかしら~?」と義母からの電話が。「いつもありがとうございます。ショウタくんがお義母さんと相談するって話してました」と答えると、「あら?そうなの?わかった~」と義母が言い、電話を切りました。

そして後日。
「ただいま~。母さんからサッちゃんへ荷物送ったって連絡あったけど届いてた?」仕事から帰って来たショウタにそう言われ、

「ああ・・そこにあるよ。荷物は受け取ったけど開けてないよ?」と答えると、「え!?どうして?」とショウタ。「だって私、お金以外いらないってショウタに話したでしょ?」と言うと、

早速荷物を開けたショウタが、「おっ、かわいい服たくさんあるじゃん!サッちゃんよかったね~」と話しかけていたものの、私は無視してスルー。

それから少し経った時のこと。
「ねぇ、どうして母さんが買ってくれた服着させないの?」ショウタにそう言われ、「え?特に理由はないよ?」と答えると、「・・・。どうして最近そんな意地悪なの?どうしたんだよナエ」とショウタにたずねられました。
義母からサッちゃんの誕生日プレゼントをあげたいと言われても、ナエさんの気持ちはすでにショウタさんに話した通り。ショウタさんも、ナエさんから「金輪際お義母さんからのプレゼントは受け取らない。どうしてもっていうなら、お金をもらってショウタがサッちゃんのために貯金して」と言われているはずなのに、どうして洋服を受け取ったのか・・。そのくせ意地悪と言われても、答えに詰まってしまいますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。