義母の言うことばかり聞くなら出て行くと言われイラつく夫

夫婦で決めていた娘の名前も、既に買って使っているチャイルドシートも、自分で見て選びたかったお雛様も、ショウタが私を無視して義母に相談し、言われた通りに受け入れるせいで私のストレスは限界でした。それなのに2人目の計画すら夫婦で話していたことを義母のひと言で覆そうとしたショウタに私はこれ以上我慢できませんでした。
ショウタは「どうしたんだよ?母さんにただ相談してるだけだろ?」と、怒り出した私がおかしいみたいな言い方。「だから私を無視した相談なんてしなくていい!」と私は抑えきれずに怒鳴りました。いつも相談なんかじゃなくて、2人で決めたことなのに何でも義母に話、義母の思い通りに勝手に変えていくだけ。「それでもお義母さんの言う事ばかり聞くならもういいって話してるの!」訴えました。

ショウタが「母さん、母さん」とばかり言う事にもう我慢できませんでした。「お義母さんも勝手にいらないもの送ってきて、人の家庭のことにまで口出ししてきて・・・!」言いかけると、自分の母親を悪く言われたショウタはムッとして「なんだよ、母さんのこと毛嫌いしなくてもいいだろ!贈り物だって良かれと思ってしてくれてるんじゃないか」と言いました。

「ねぇ私じゃなくてサッちゃんだったら?サッちゃんが希望したものと違うものをお義母さんが買ってきても同じこと言うの?『サッちゃんの気持ちを無視してるおばあちゃんに感謝しようね』って言うの?」私の気持ちが微塵も分からないショウタに、サッちゃんに置き換えて言うと、ショウタはイラつき始めました。「そんなこと言うわけないだろ!それにサッちゃんはありがとうって言ってくれるよ。」

私は、これ以上ショウタと話しても無駄だと思うと、ため息が出ました。「私と同じようなストレスをサッちゃんに与えるかもしれないって想像できないの?」もういい、そう思った私は「この話がこのまま平行線で終わるなら、私はサッちゃんを連れて出て行きます。」と心を落ち着け、静かに言いました。

私がサッちゃんを連れて出て行くと聞いて怒り出したショウタ。「は?なんでだよ?サッちゃんを俺から取り上げるようなこと、どうして言えるんだよ?意味わかんない!」と言われ、「その考えの時点で私が言っている意味わかってない証拠なんだって!」私もまた怒りが湧いてきてしまいました。
夫婦でいちばん話し合いたいことは、子どものことではないでしょうか。「相談しているだけ」とショウタさんは言いますが、義母のひと言で夫婦の決断が勝手に変更されてしまうナエさんにとっては無視されていると考えてしまいますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。