子どものことは夫婦で決めたい。どれだけ我慢すればいいの?

ある日、ショウタが2人目の話をしてきました。2人目のことは、既に夫婦で話し合っていて、3歳差くらいがいいかなとお互いに納得していたはずなので、「いきなりどうしたの?」まるで私たちの話し合いなどなかったかのようなショウタの質問に私はイヤな予感がしました。

「母さんが2歳差の方がいいんじゃないかって言っててさ。」と、何の根拠もない、ただ義母が言っただけのいつものショウタらしい発言。私はイラッとしました。「ねぇ、子どもを産む計画すらお義母さんの意見を優先するの?」怒りを静めながら話したつもりでしたが、自分が震えているのがわかりました。「え?母さんにちょっと相談してるだけだよ?」とショウタは言いましたが、いつも『ちょっと相談』などではなく、義母の発言がそのまま『正解』として塗り替えられるだけ。

我慢の限界でした。冷静に話す事ができず、私は思わず大きな声を出してしまいました。「私がどれだけ我慢してるかわかる?何度も話しているじゃない、子どもの事は夫婦で決めたいって!」なぜショウタはこんな単純なことを理解してくれないのか、私にはどうしてもわかりません。

「どうしていつもショウタはお義母さんの言う事ばかり聞くの?私の気持ちは?」「お義母さんと仲が悪く奈良に用にって話しているけど、私はどんどんショウタのことが嫌いになってる!」
私がこれまでどれだけ我慢してきているのか、ショウタは気づかなかったのか、どうでも良かったのか、私の怒りが抑えられなくなって今になって、ショウタは焦った顔つきになって私の顔を見つめていました。

「これ以上お義母さんの言う事ばかり聞くなら、私はもうショウタとは一緒に入れないから!!」仕事をしていないから心配なことも、ショウタがサッちゃんにとっては良いパパなことも、我慢の限界だったこの時の私には冷静に考えられなくなっていました。
人生の先輩である義母に相談することは悪いことではないと思います。でも、妻であるナエさんと決めたことを義母のひと言で覆したり、義母が言ったから正解のようにナエさんに伝えるのは夫婦の意味を根本から考えさせられてしまいますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。