[11]勝手に子どもの名前を変えた夫|義母に一方的に切られた電話で母と娘のお雛様選びも危うくなった。

アイコンイメージ
前回のお話

ナエさんは、義母が自分の思い通りに勝手に物事を進めてしまうことに困惑していました。夫ショウタさんは義母に言われるとたとえ既に夫婦で決めていたことであっても義母の意見を受け入れてしまいます。夫婦で名付けた娘の名前であっても、後から義母が提案してきた名前に変更されてしまったことでショックを受けたナエさんは、その後義母から大量に送られてくるまだ着られない大きなサイズの服やおもちゃに、娘のものは自分たちで選びたいと思い、何か贈ってくれるなら自分たちが指定したものを贈ってもらえないかとショウタさんに相談します。ショウタさんも了承しホッとしたのも束の間、服をプレゼントしたいと連絡してきた義母に服よりも肌着やオムツが欲しいと伝えたにもかかわらず、送られてきたのはまた大きなサイズの服のみ。義母からは自分が可愛いと思ったからやはり服にしたとのことでした。義母の希望は妻を諦めさせてでもかなえるショウタさんです。

1話目から読む

勝手に決めてお金は折半。自己中すぎる義母

ある日、実家の母から「お雛様贈りたいんだけどどうする?」と連絡を貰いました。私たちの家はそれほど広くないので、ひな壇は無理そうだと、ショウタとも話していたところでした。「ガラスケースに入っているタイプがいいよねってショウタと話してたんだ」と伝えると、母は「気に入ったのが良いだろうし、一緒に見に行きましょ」と言ってくれました。母と久しぶりにゆっくり話せるし、買い物もできるなんてすごく楽しみ!

母とお雛様の買い物に行く約束をしてから数日たって、義母からも「そろそろお雛様準備するころじゃない?」と連絡をもらいました。母と話をしていることを伝えると「今はね~、両家から贈ることもあるって聞いてね」と義母。あぁ、嫌な予感。

「今お店に来てるのよ~。」と、お店から電話をしてきている義母は嬉しそうに言いました。母からプレゼントしてもらえるお雛様なんだけどな。なぜ?義母はひとりでお店にいるようでした。「ナエさん、お母様にどんなのが欲しいって伝えたの?」と聞かれ、「部屋も狭いのでガラスケースに入ってる大きくない物を」と伝えている途中で、義母は私の話など最後まで聞く気がないようでした。

「そうなのね、了解!」と、私の言葉を遮って義母は話し始めました。「じゃ、こっちで準備するから!あ、大丈夫!お金はそちらのお母様と折半するから伝えておいてね~。」義母は自分が言いたい事だけ言うと、「え、あの、ちょ!」と言っている私はお構いなしに電話を切ってしまいました。

「こっちで準備」と言われ、焦った私はすぐに折り返し電話をしましたが、もう繋がりません。私、お母さんと買いに行く約束してるの!!ショウタから伝えてもらおうと何度か電話しましたが、こんな時に限ってショウタにも電話は繋がりませんでした。

実母とのお雛様のお買い物を楽しみにしていたナエさんでしたが、義母に「こっちで決める」と一方的に言われてしまいました。娘サッちゃんの名前や幼児になってからの服を義母に勝手に決められているナエさんにとってはお雛様も「また」という気持ちが大きくて動揺してしまいますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

この記事をSHAREする