小さい子どもの、「音」による言い間違い、とってもかわいいですよね。
先日の記事を読みながら、うちも「たんぽこ」って言ってたなぁと懐かしくなりました。
うちの場合、少し大きくなってきたのもあり、言葉そのものを言い間違えることは少なくなってきました。
その分、意味や使い方の間違い・勘違いがでてきたので、面白かったものをご紹介します!
「くれよん、やってるよ~。」……実際にTV画面に映っていたものは??
とある日曜の午前中。
まだ保育園児だった長女が、朝ごはんを食べ終わり、TVを見始めました。
「ぷりきゅあ、ない?」
長女はなかなか朝起きないタイプ。
10時過ぎに起きてきても、残念ながらプリキュアはもうやっていません!
「もう終わっちゃったよー。見たいなら、もう少し早起きしないとだめだよ」
そういって、私は朝食の後片付けを開始。
すると……。
「ママー、見て。くれよんやってるよ~!」
長女のうれしそうな声。
でも、くれよん……?
今は、残念ながらクレヨンしんちゃんをやってるとは思えない。
クレヨンって、なんだ???
振り返って確かめると、TV画面に映っていたのは……
なんと、マジックショー!!
…………まさかの「書くもの」つながり???
子どもの頭のなかって、面白いなーと思いました。
こんな曲名はイヤだ! かっこつけたかった長男の失敗
私と主人は「サカナクション」の曲が好きで、ドライブ中などよくかかっています。
そのせいか、子どもたちもすぐに覚えてしまって、車に乗っているときはよくみんなで歌っています。
長男のお気に入りの曲は「ネイティブダンサー」と「さよならはエモーション」。
たまにリクエストもされます。
でもやっぱり、耳慣れない英語の言葉は難しいようで……。
長女は、曲名がわからないもの・覚えられないものは、ワンフレーズを歌って「これかけて」とお願いするのですが。
長男は横文字がわかる自分(?)を演出しようと思ったのか、得意気に
「次は、ネガティブダンサーかけて!」
とひとこと。
ね、ネガティブダンサー???
そんな後ろ向きな人のダンス、見たくない(笑)
どうやらその時はやっていた妖怪ウォッチに「ネガティブーン」という妖怪がいたため、「ネガティブ」という言葉が耳に残っていたため、こうなったようです。
主人と私は、爆笑。
意味の分からない子供たちは一瞬二人ともぽかんとして、その後はなぜかつられて大爆笑。
車内が一気に盛り上がりました。
今長男にその話をすると、
「黒歴史だから言わないで」
と怒られてしまいます。
黒歴史なんて言葉、いつ覚えたのやら(笑)
(というか、その程度で黒歴史なら、長男は黒歴史の宝庫なのでは……?? と思いますが、本人には言えません)
番外編:私が小さいころのこと
言い間違いといえば、今でも忘れられないのが私がまだ小さかった頃。
妹と2人で、「世界のあいさつ」が載っていた絵本か何かを2人で読んでいました。
こんにちは、はじめまして、ありがとう、さようなら……といった簡単なあいさつが、いろいろな国のことばで書かれていて、それが妙に面白くて一生懸命読んだ記憶があります。
「ハロー」「ニイハオ」「ボンジュール」「ボンジョルノ」……一生懸命練習して、「後でお母さんに教えてあげよう!」と、2人でがんばりました。
そして、夜。
まずは私が英語で「こんにちは、初めまして。私の名前は〇〇です。ありがとう、さようなら」と必死に披露。
母はにこにこ褒めてくれ、うれしかった私は
「私は英語、●●ちゃんは、フランス語を覚えたんだよ!」
と、妹を前に立たせました。
妹はちょっと緊張したのか、
「●●ちゃんはね、あのね、ふらんすごでこんにちはってできるんだよ~」
と言いながらモジモジ。
「あのね、ぼんじゅるじゅー!!っていいます!」
ぼ、ボンジュルジュー!!
絶妙な語感の良さに、母と私、思わず吹き出す。
緊張のなかがんばったのに、笑われてしまった妹は、大泣き!!
その後、母と必死になぐさめフォローしました。
どうやら、「How do you do?」の音と「Bonjour」が混ざってしまったよう。
あのときの妹は可愛かったなぁ……。
本人は覚えていないようですが、未だに私と母は忘れてません(笑)
子どもたちの可愛い勘違い、いつまでも大切に覚えていたいと思います。