前回の話
次にお味噌汁を運んで来てくれた義母に「これが我が家の味!覚えておいてくれるとうれしい」と言われ「がんばります!」と答えるアイ子さん、お味噌汁を一口飲んでビックリ・・!「辛っ!味が濃いとかのレベルじゃない・・!」と困惑していると、「いつも通り美味しいよ」と答える恭一さんに「これが美味しいの・・?」とさらに動揺して・・
「家族」と認められない私[5-1]私の結婚式で映し出された女性
恭一さんとアイ子さんの結婚式当日。
披露宴で、司会者から
「ここで、新郎のお母様より、サプライズムービーのプレゼントがございます!」
とアナウンスがありました。
「新郎、恭一様のこれまでをまとめた軌跡をご覧ください。」
と、音楽とともに始まったのは、大きなスクリーンに映し出された恭一さんが生まれたばかりの赤ちゃんの時の写真でした。
すくすくと元気に成長する恭一さんの写真に、アイ子さんからも会場のお客さんたちからも「かわいい~」と言う声。
とても微笑ましいサプライズムービーに、会場は癒しの空気に包まれました。
ところが・・・
『社会人サークルのメンバーとバーベキュー!!』とコメントされた写真がスクリーンに映し出されると、
恭一さんはハッとなり、
会場からは「えっ・・・」という声が聞こえ、ザワザワし始めました。
アイ子さんも、映し出された写真に「ん・・・?」と引っかかるものがありました。
その写真の中央には、仲睦まじく笑顔で肩を寄せ合う恭一さんと知らない女性が写っていたのです。
しかもこの女性、なんか見たことがある・・・。
続きます
次の話
ママ広場オリジナルマンガ「「家族」と認められない私」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲してしています。
脚本・編集:ママ広場編集部 作画:dechi