[7]夫は義母の言いなりです|「義母の決めた場所で結婚式すれば満足?」煮え切らない夫が義母の伝言を右から左へ受け流す

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前回のお話

夫となる良太さんとの結婚を控えた優子さんが、良太さんの実家に挨拶に行くと、「元カノとは結婚の話も出ていたの」と嫌がらせを連発する義母。良太さんから事前に「元カノと別れたのは母が原因」と聞いていので冷静に対応できたものの嫌な気持ちに。その後、義父が結婚の日取りをたずね、ブライダルフェアの話をすると、キラリと目を光らせる義母。その一週間後、抵抗したものの、義母がブライダルフェアにやって来ることに。当日は、義父まで一緒にやって来て優子さんはドン引き。担当者が挨拶すれば「あら、結婚するのは私じゃないのよ~!」と浮かれる姿に絶句する優子さん。良太さんが注意しながら大満喫した義母は、「明日、お友達に会うから離さないと。じゃあね!」と帰って行き、優子さんと良太さんは担当者に平謝り。そして、「もう絶対お義母さんは呼ばないからね!」と優子さんが念押しし、良太さんは受け入れざるを得ませんでした。

1話目から読む

「渡してって・・」じゃなくて「いらない」って断って欲しい

私たちが行くブライダルフェアについてきた義父母。すっかり浮かれた義母は、担当者の挨拶に「あらっ!私じゃないのよ結婚するのは!やーね!」と照れながら言い、その姿に呆れました。その後、良太が注意するも浮かれ続け、「とーっても楽しかった!」と満足そうな義母は「明日お友達に話さないと!」とウキウキで帰宅。その後、私たちは担当者に謝り、「もうお義母さんは呼ばないからね!!!」良太に念押しすると、「はい・・」と涙を流して反省しました。

その後、「優子・・あの・・母さんが・・」良太にそう言われ、「どうしたの?」とたずねると、手に抱えていたのは山盛りのブライダルフェアのパンフレット!!「これは・・?」驚きながら聞くと、「なんか・・母さんが友達から色々話を聞いて、他のブライダルフェアにも行ったみたいで・・」恐る恐る言う良太に、「で・・?」とたずねると、

「で・・母さんが優子に渡してって」良太の言葉に「うん。いらない」と即答すると、「でも・・」と動揺する良太。間髪入れずに「うん。いらない」と繰り返しました。

そして、「あのさぁ。良太は、これを私が受け取ったとしてどうしたいの?お義母さんの決めた場所で、結婚式を挙げれば満足なの?」と聞くと、「いや・・そういうわけじゃ・・」とおどおどしながら答える良太に、「じゃ、どういうわけなの?」と聞き返すと、「いや・・母さんが渡してって」と良太が答えました。

そう答えて泣きそうな良太を見て、「渡してって・・じゃないのよ。いらないって断って欲しいのよ」と心の中で思いながら、「じゃ、遠慮しておきまーす」と受け取り拒否を決め込む私が、「言われるがままに持ってこないでよ・・」と心の中で呟くと、しゅんとする良太。

良太の姿を見た後、パンフレットを前に「ハァ~」とため息をつく私。テーブルの上に広げたパンフレットを見て「!」と何かにづいた私が、「これ・・」と呟くと、「なに?」慌ててたずねる良太。「じゃぁ・・」そう言いながら、作った笑顔を良太さんに見せるのでした。

ある日、「母さんが・・」と言いながら優子さんが渡されたのは、山盛りのブライダルフェアパンフレット!義母が友達から色々話を聞いて、他のブライダルフェアに行ったらしく、「優子に渡してって」と言われたと聞き、「うん。いらない」と即答。その後、良太さんに詰め寄りながら、「渡してってじゃないのに・・いらないって言って欲しいのよ」と心の中で呟くも良太さんには聞こえず。その後、テーブルに広げられたパンフレットを見ていると、「これ・・じゃぁ・・」と何かに気づき、「にこ~」としながら良太さんに言いました。

本当、優子さんの言う通り!良太さんが義母の言いなりでなく、自分の意見を話してくれることがうれしいですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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