[5]夫は義母の言いなりです|「お義母さんだけじゃなかったんだ」ブライダルフェアに義父まで同伴の謎

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前回のお話

夫となる良太さんとの結婚を控えた優子さんが、結婚の挨拶をしに良太さんの実家に行くと、良太さんの学生時代の写真を取りに行かせ、「元カノとは結婚の話も出ていたの」と優子さんに対して嫌がらせを連発!「あっ!美奈ちゃんのことですか?良太さんから聞いてます」とニッコリして答える優子さんに「じゃ、玲子ちゃんは?」と次から次へと元カノの話を連発する義母に対して笑顔を崩さずにいられたのは「元カノと別れたのは母が原因」と聞いていたから。それに気づかず元カノの話を続ける義母に別れた理由をたずねると、「未来が見えないからって・・」と動揺しながら答える良太さん。すると、義父に結婚の日取りをたずねられ、ブライダルフェアでいろいろ見ていると答えると、義母がキラリと目を光らせたのでした。

1話目から読む

「母さんの友達が娘に付き添ってブライダルフェアに」いや関係なくない?

元カノ玲子ちゃんと結婚できなくて残念だったと言う義母。でも、事前に良太から義母の癖が強いところや、元カノと別れたキッカケも義母が原因だと聞いていた優子さんは、「負けるか」と思いながら冷静に対応。「そんなに素敵な方だったのに、どうして別れたの?」シレっとそうたずねると「彼女に結婚後の未来が見えないって言われた」と良太さんが言い、「どんな未来を想像しての言葉だったんでしょうね~お義母さん」と義母に刃を向けました。すると、これまで静かに話を聞いていた義父が、その場をおさめようとする良太さんに、「良太と優子さんは、式はいつ頃を考えているのかな?」と質問。「今、ブライダルフェアを色々見てて・・」と良太さんが答えると、「ブライダルフェア?」と目を光らせながら義母が言いました。

それから一週間後のこと。
「週末のブライダルフェアなんだけどさ・・」良太が言いにくそうに話を切り出しました。「うん。どうしたの?」そうたずねると、「母さんが来たいって言ってるんだけど・・」良太が言い終わらないうちに「うん。イヤ」と答えました。

「だ・・だよね~」と言う良太に「うん」と笑顔で答える私。すると、「なんかさ・・母さんの友達が、娘さんの付き添いでブライダルフェアに行ったって・・」そう話す良太に、「うん、で?」と作った笑顔で聞き返すと、

「でさ・・一度でいいから行ってみたいって言ってて・・」良太の言葉に被せて「うん。イヤ」とさっきより大きめの声で言うと、「お願い!この一回でいいから!!」と手を合わせて頼んでくる良太。「イヤ!」「お願い!!」「イヤってばイヤ!!」「お願い!」と何度もやりとりした後、

言い合いに疲れて来た私と良太。「一生のお願い!ダメ?」と言う良太に、「ハァ~・・わかったよ・・一回だけだよ?」と根負け。「優子~!!!ありがとう~!!!」と涙しながら抱きつく良太を見て、「こういう良太に弱いんだよな~」と心の中で呟きました。

そしてやって来たブライダルフェア当日。
「まぁ!素敵な所ね!」「うんうん。いいんじゃないかぁ~」すでにテンション上がりまくりの義母とその隣には義父が!その姿を見て、「あっ・・お義母さんだけじゃなかったんだ・・」思いっきりドン引きしてしまいました。

義実家に行った際、式のことをたずねられ、ブライダルフェアでいろいろ見てると良太さんが答えた途端、興味津々で目を光らせる義母。それから一週間が経ち、ブライダルフェアを明日に控えると、良太さんが「母さんが来たいって言ってるんだけど・・」と優子さんにお願い。頑なに「イヤ」と言い続ける優子さんと言い合いになる良太さん。最終的に言い合いに疲れてしまい、根負けして優子さんがOKしました。そしてブライダルフェア当日。「まぁ!素敵な所ね!」とウキウキしている義母の隣にはなんと義父が!「あっ・・お義母さんだけじゃなかったんだ・・」とドン引きする優子さんでした。

お義母さんだけでなく、どうやらお義父さんもブライダルフェアを楽しみにしていたみたいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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