[9]二股クズ弟|浮気相手を放り出し「別れるから。許してほしい」弟が平謝りするも全く動じない元婚約者

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前回のお話

弟ハルキさんの婚約者本庄サクラコさんとすっかり意気投合した姉カホさん。サクラコさんには言っていなかったけれど、ハルキさんにはセリナさんという浮気相手がいました。サクラコさんと仲良くなっても、浮気のことを打ち明けられずモヤモヤしていた時に、サクラコさんから「ハルキが浮気してるっぽい」と言われドキリ。「知ってるよね」と詰め寄られ、知っていることを話すと、「結婚はないかな」と言った後、出張の日を早めて帰ってきたサクラコさんと一緒にハルキさんのマンションへ。合鍵で中で入ると、セリナさんと抱き合うハルキさんの姿が!驚いたハルキさんは、セリナさんを突き飛ばし、「サクラコ、これは違うんだ!」と言い訳をはじめたのでした。

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「婚約者の役割は放棄する」浮気相手に潔く宣言

サクラコに「出張を早めて戻ってくるからハルキの部屋に一緒に行こう」と言われ、当日ハルキのマンションにやって来ました、サクラコが持っている合鍵で部屋に入ると、ソファで抱き合うハルキとセリナ!サクラコの登場に動揺するハルキに、「あんたってやつは・・」と呆れながら言うと、「なんか用ですかぁ??」とセリナが言い、慌ててセリナを突き飛ばしたハルキが「これは違うんだ!!」と慌ててサクラコさんに駆け寄りました。

「何が違うのか説明してくれる?」サクラコが冷静にそう言うと、「えっと・・」ときちんと説明できないハルキ。すると、「セリナさん、ですよね。カホから聞きました」サクラコがセリナに向かって言いました。

「私、一応ハルキの恋人なんですけど、私の存在は知ってますよね」サクラコが静かにそう言うと、「・・」セリナが無言で頷きました。

すると、「ちょっと前に婚約したので、正確には婚約者になるんです。でも、もうその役割は放棄するので、彼のことはあなたに任せますね」サクラコの言葉に思わず無言になる私。「さ、サクラコ、どういう意味だよ、それ・・」引きつった顔でハルキがそう言うと、

「私の言葉の意味わからないの?」クスッと笑いながらサクラコが答えると、「セリナとは別れるから。もう2度と会わないから!」そう言った後で、「わ、悪かった、許してほしい」とハルキが謝りまいた。

サクラコとハルキのやりとりを聞いていた私は、「このドアホ!!」とハルキに一発お見舞いして、「女性2人を傷つけるようなことして、あんたってばサイテー!!」と言うと、「いってーな!そもそもねーちゃんだろ。サクラコに告げ口したの」とハルキが言い返してきましたの。

「これは違うんだ!」セリナさんとの密会がバレてしまったハルキさん、サクラコさんに弁解しようとするもまともに説明できず。サクラコさんはセリナさんに「婚約者になるけど、もうその役割は放棄するので、彼は任せます」と言い、愕然とするハルキさんは「セリナとはもう別れるから」と言うも、カホさんの怒りはMAX!「女性2人を傷つけるようなことして!サイテー!」と言うと、「そもそもねーちゃんがサクラコに告げ口したんだろ」とハルキさんが反抗しました。

カホさんは、往生際の悪いハルキさんを見て情けない気持ちになったでしょうね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。

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