[10]二股クズ弟|「幻滅した理由は浮気だけじゃない」謝罪する弟に婚約指輪を投げつけて告げた言葉

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前回のお話

弟ハルキさんの婚約者本庄サクラコさんとすっかり意気投合した姉カホさん。ある日、「ハルキが浮気してるっぽい」と言われ、これまで言えなかったセリナさんとのことを話すと、「ハルキのマンションに一緒に行こう」と言われました。突撃したハルキさんの部屋には浮気相手のセリナさんが!言い訳しようとするもまともに説明できないハルキさん。呆れたサクラコさんはセリナさんに「婚約者の役割は放棄するので彼はお任せします」と言い、「セリナとは別れるから!許してほしい」と言うハルキさんに「このドアホ!」と怒りがこみ上げるカホさんは、「女性2人を傷つけるようなことしてサイテー!!」と怒りをぶつけると、「ねーちゃんだろ。サクラコに告げ口したの」と言い返してきたのでした。

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「お前とサクラコじゃ比較にもなんねーだろ」目の当たりにしたクズっぷり

「これは違うんだ!」セリナとの密会がバレたハルキは、サクラコに弁解しようとするもまともに説明できず。呆れたサクラコはセリナに「婚約者の役割は放棄するので、彼は任せます」と言い、愕然とするハルキさんは「セリナとはもう別れるから。許してほしい」と言うも、私の怒りはMAX!「女性2人を傷つけるようなことして!サイテー!」と言うと、「そもそもねーちゃんがサクラコに告げ口したんだろ」とハルキが言い返してきました。

告げ口したと言われ、さらに怒りが増した私は、「告げ口する気なら、顔合わせのときにとっくにバラしてるわ!」と反撃。「私だって、罪悪感抱えながらサクラコに隠してたのに・・。あんたってやつは懲りずに二股続けてたなんて!!」言えば言うほど怒りが!

「大体、隠し通せるわけないでしょうが、このドクズ!!」そう言ってハルキに詰め寄ると、「ちょっと、カホ。落ち着いて」とサクラコに言われたとき、

「ぐすっ・・ハルキ・・私がいちばん大事って。かわいいって言ってくれたのに、ウソだったの?」セリナが泣きながらそう言うと、「どう考えてもお前とサクラコじゃ、比較にもなんねーだろ。だいたい・・」呆れたようにため息をつきながらそう言うハルキに、

セリナが何も言えないまま涙を流していると、「私はハルキとはきれいさっぱり別れる。今回は、まだ職場にも話してないし、結婚式場の予約もしてないし。慰謝料とかいらい、コレも返すわ」そう言って指輪をはずすと、

ハルキに向かってポイっと投げました。「ごめん、サクラコ。謝るから」ハルキが必死に謝るも、「ねぇ、私が幻滅した理由って浮気だけじゃないよ?」サクラコがハルキに冷たく言い放ちました。

「ねーちゃんが告げ口したから」と往生際の悪いハルキさんに、「告げ口するなら顔合わせのときにとっくにバラしてる」と言うカホさんは、これまで、罪悪感を抱えながらサクラコさんに隠していたことを深く反省。あまりにヒートアップするカホさんをサクラコさんが止めると、「私がいちばん大事って言ってくれたのにウソだったの?」と涙するセリナさんに、「どう考えてもお前とサクラコじゃ比較になんねーだろ」と呆れながら言うハルキさん。セリナさんが言葉を失い涙を流していると、「ハルキとはきれいさっぱり別れる」そう言った後で、「コレも返すわ」とつけていた指輪をはずし、ハルキさんに向かって投げると、「ごめん。謝るから」と必死に謝罪するハルキさんに、「私が幻滅した理由って浮気だけじゃないよ?」とサクラコさんが言いました。

サクラコさんとセリナさんとで、あまりに違いすぎる態度。ハルキさんのクズっぷりにイライラが止まりませんね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。

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