「結婚はないかな」弟の浮気を知り婚約者が結婚を白紙に

すっかりサクラコと仲良くなった私。悪いなと思いつつセリナのことは話せないままだったのですが、ある日「食事に行かない?相談もあって」とサクラコに誘われ食事に行くことに。「ハルキ、浮気してるかもしれないんだよね」そう言われギクッ!ハルキの部屋にバッサバサのつけまつげが落ちていたとサクラコが言い、「違ったら申し訳ないんだけど・・もしかしたら何か知ってる?」とまっすぐ見つめられて動揺。「知ってるよね?」サクラコにダメ押しされ、「もとはといえばハルキが悪い」と思いながら「ごめん。じ、実は・・」と白状したのでした。
そして、全てをサクラコに話し、「なるほどね~」と呟くサクラコに「黙ってて本当にごめん」と謝りました。「まぁ、カホの立場なら仕方ないでしょ。私でも黙ってたと思う。気にしないで」というサクラコに、

「これからどうする?」とたずねると、「うーん・・まだはっきりしてないけど、ハルキとの結婚はないかな」サクラコにそう言われ、「・・ですよね~」と思わずため息。

すると、「私、出張なんだけど、1日予定早めて帰ってくるからさ、一緒にハルキのところ行かない?」サクラコに提案されて、「い、いいけど」と答えるとサクラコがニコニコ笑顔で見つめているので「もしかして私、修羅場に立ち会わされる??」と言葉を失いました。

そしてお店を出た後、「ごめんね、変なことに付き合わせて」サクラコにそう言われ、「こちらこそ、ハルキのせいでごめんね」と謝る私に、「私、あまり恋愛してこなかったから、こういう修羅場はじめて」となぜかワクワクした様子で目を輝かせて拳を握るサクラコの隣で、「私だって初めてだよ・・」と呟くのでした。

そしてサクラコが出張から戻って来た日のこと。
サクラコと私は「多分、ふたりともいるね」サクラコの言葉に無言で頷き、外からハルキの部屋を見上げていたのでした。
ハルキさんとセリナさんの関係について、全てをサクラコさんに白状したカホさん。サクラコさんは、素直に話したカホさんを「気にしないで」と責めず、でも結婚はないかなとキッパリ。そう言われて「・・ですよね~」と言うしかありませんでした。その後、「出張を1日早めて帰るからハルキのところに行かない?」とサクラコさんに言われ、「修羅場に立ち会わされる??」と思いながらも、誘われるまま、当日ハルキさんの部屋を外から見上げていました。
カホさんの弟ハルキさんは最低ですが、カホさんを責めないサクラコさんがとてもカッコいいですよね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。