弟の部屋にバッサバサのつけまつげが落ちていた

ハルキの部屋で偶然会ったセリナは両家顔合わせには現れず、職場の先輩サクラコさんを紹介され驚いていると、その夜、ハルキからの電話で「セリナのことは言うなよ」と口止めされ複雑な心境に。ハルキに注意するも、「わかってるって。じゃな!」と電話を切られモヤモヤが。それから数か月後、偶然本屋さんでサクラコさんとバッタリ!なんと同じキャラが好きなことがわかって意気投合し、すっかり話し込んで帰宅した時、「サクラコ・・やっぱりいい人だな。う~ん・・セリナのこと言った方がいいのかな・・どうしよう」と考え込んでしまいました。
それからしばらくの間、サクラコに悪いなと思いつつ、セリナのことを話せずにいたのですが・・ある日、「食事に行かない?相談もあって」とサクラコからメッセージが!「相談・・?」突然どうしたのかと思っていると、

サクラコと食事する当日。
「おまたせ~。なにかあった?どうしたの?」心配しながらサクラコにたずねると、「ハルキのお姉さんであるカホに言いにくいんだけど、ハルキ、浮気してるかもしれないんだよね」サクラコに突然切り出されギクッとしながら「え??」と聞き返すと、

「この前、部屋に行ったらつけまつげが落ちてたんだよね。バッサバサのやつ。一応聞いておくけど、カホのじゃないでしょ?」つけまつげを片手にサクラコにそうたずねられ、「バサバサのつけまつげって・・絶対セリナのじゃん!何やってんのよ、クズハルキ!!」そう思いながら顔から血の気が率いていきました。

すると、「あのね。違ったら申し訳ないんだけど・・もしかしたら、カホ何か知ってる?」直球の質問に、「え・・!?」と言いながらギクッ!!が止まらない!ドキドキしていると、「知ってるよね?」サクラコが真顔で聞きました。

サクラコにそう言われ、もう黙っていられないと思った私は、「ハァ・・もとはといえば悪いのはハルキだからね・・」そう思い、「ごめん。じ、実は・・」と切り出しました。
すっかりサクラコさんと仲良くなったカホさんは、サクラコさんに悪いなと思いつつ、セリナのことは話せないままでした。するとある日「食事に行かない?相談もあって」とサクラコさんからメッセージが!そして当日、「ハルキ、浮気してるかもしれないんだよね」そう言われギクッ!ハルキさんの部屋にバッサバサのつけまつげが落ちていたと言った後、「違ったら申し訳ないんだけど・・もしかしたら何か知ってる?」ドキドキするカホさんに「知ってるよね?」とダメ押しされ、「もとはといえばハルキが悪い」と思いつつ、「ごめん。じ、実は・・」と言いました。
サクラコさんの絶対に嘘がバレてしまいそうな強い視線に、カホさんも観念するしかありませんよね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。
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