[6]階段を踏み外しケガした義母の証言に背筋が凍る「小さい子に引っ張られた」いちまさんはやっぱり見てる|ママ広場マンガ

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いちまさんはやっぱり見てる[6]バチが当たった

「いいお嫁さんね」母がケイコさんを褒めても素直に認めなかったケイコさんの義母サワコさんですが、母の圧でようやく認めました。そして少し照れながらも、ケイコさんにきちんとお礼を言ったのです。「ケイコさん、今日は本当にありがとう。」その言葉が嬉しくて、ケイコさんの目は涙で溢れました。

病院からの帰り道、母がケイコさんのお義母さんにケガの経緯を聞いてみると、サワコさんは階段を2段ほど踏み外してしまったようでした。「お互い年はとりたくないわね」と笑う母に、サワコさんも「嫌だわ」と、踏み外した時のことを詳しく話してくれました。

サワコさんによると、階段を下りていた時に小さい子どもにスカートを引っ張られたような感じがしたのだそうです。自分で裾でも踏んだのかしら、と言うサワコさん。

憑き物が落ちたかのように、サワコさんはイライラしていた自分のことが不思議そうで「階段から落ちるなんてきっとバチが当たったのね」と言っていました。そんなサワコさんの肩をポンと叩き「気をつけましょうね、お互い」と笑顔の母でしたが。

「小さい子供に引っ張られた」と聞いた時から母の脳裏にはいちまさんがよぎっていました。内心では「まさか・・・ね」と自分の考えを打ち消すように言い聞かせていたのでした。

実は、ケイコさんと私も、母と同じようにいちまさんの姿が頭をよぎりました。「まさか」「ねぇ?」と思わずふたりで顔を見合わせてしまいました。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
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