[7]嫁姑の仲直りは偶然か市松人形の仕業なのか。いちまさんはやっぱり見てる|ママ広場マンガ

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前回のお話

階段から落ちてケガをしたケイコさんの義母サワコさんでしたが、ケイコさんが急いで病院へ連れて行って診てもらえました。大事には至らずみんなで歩いて帰る時、サワコさんから怪我した時の詳細を聞いて、マキさん、マキさんのお母さんミサエさん、そしてケイコさんは顔色を変えました。階段を踏み外したという義母は「小さい子供に引っ張られた気がした」と説明し、自分で裾でも踏んだのだ、イライラしてばかりいたのでバチが当たったと話しましたが、顔色を変えた3人の頭にはいちまさんの姿が浮かんでいて、まさかね、と顔を見合わせたのでした。

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いちまさんはやっぱり見てる[7]嫁姑問題に終止符

階段を踏み外して怪我をしてしまったケイコさんの義母サワコさん。私達も一緒に病院へ向かったことで、菓子折りを持ってきてくださいました。
偶然にもおばあちゃんの時代からいちまさんによくお供えしている栗蒸し羊羹で、それはいつしか我が家ではいちまさんの好物とされていました。

嫁のケイコさんとは折り合いが悪く叱ってばかりだったようですが、ケガの時にはサワコさんのために一生懸命だったケイコさんと仲直りをしたのだそうです。母は「よかったじゃない」と嬉しそうに言いました。

お茶を淹れながら、私はサワコさんが言った「小さい子供に引っ張られた」と言う言葉を思い出していました。やはり今回の件はいちまさんの仕業なのだろうかと不思議な感覚でした。

以前、遊びに来ていたキラくんから「ばあちゃんがママに意地悪する」「ケンカばかりしている」と聞いた時に、いちまさんに「何とかならないかな」と声をかけたことを振り返り、自分がいちまさんに頼んだから起こった出来事なのか、いやでもまさかと半信半疑。

一方その頃、最寄り駅でケイコさんの夫コウジさんに声をかけられた夫。

コウジさんは少し遠慮がちに夫を誘いました。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
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