[5]気が利かない。掃除も料理も苦手。褒められても嫁下げ発言をする義母。いちまさんはやっぱり見てる|ママ広場マンガ

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前回のお話

マキさん達に同居の義母との関係に悩んでいることを打ち明けたケイコさんは、ご近所さんから義母が階段から落ちたと聞くとすぐさま義母のもとへ駆けつけました。ケイコさんは遠慮する義母に「ダメですよ!何かあるといけないから!!」と言って義母を抱きかかえたまま病院へ走りました。

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いちまさんはやっぱり見てる[5]気が利かない嫁

「山本さん凄いのね。まさかあのまま走ってくとは思わなかったわ・・・」と驚くミチコと「山本さんカッコよかったです!」と尊敬のまなざしを送る渡辺さん。ケイコさんは少し照れくさそうに笑いながら「学生時代はバレーボールやってて・・・体力だけは自信あるんです」とピースサイン。

「山本さん・・・お洒落して街中で買い物してるタイプだと思ってた」と言うと「全然!ずっとボール触ってるか走り込みでしたよ」と答えるケイコさん。その時、診察室のドアがガラッと開き、ケイコさんのお義母さんがばつの悪そうな表情で医師と一緒に出て来ました。

「お義母さん大丈夫ですか?」ケイコさんが心配そうに聞くと「だ・・・大丈夫よ。ちょっと転んだだけだから!フン!」と照れ隠しなのかぶっきらぼうに答えるお義母さん。医師も「骨折も無いようですし様子見で大丈夫だと思いますよ」と説明してくれました。

「気分が悪くなったり吐き気があったらまた受診してください」と医師に言われると「もう・・・大げさなんだから」とお義母さんは気まずそうでしたが「よ・・・良かった。先生ありがとうございます!」とホッとした様子でケイコさんは医師にお礼を言いました。

ここで母が「ねぇ山ちゃん・・・いいお嫁さんじゃないの」と肘でつつきながらこっそりケイコさんのお義母さんに声をかけると「園ちゃん・・・でも気が利かないし、掃除も料理も苦手な今時の子で・・・」とケイコさんの出来ない部分ばかりを言うお義母さん。

そんな素直じゃないお義母さんに母はズイッと顔を近づけ「・・・いいお嫁さん・・・よね?」とにっこり。母の圧にさすがのお義母さんも「そ・・・そうね。真っすぐで優しくていい子よね」とようやくケイコさんのことを褒めました。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
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