「しばらくほっとこう。多分大丈夫」静かな自信

ガシャーン!!と大きな音がして、嫌な予感がした私。畳の部屋で横たわるいちまさんの姿を見て愕然。子どもたちに話を聞くと、キラくんが投げたお手玉が当たってしまった模様。慌てて着物を整えていたところ、「なに?これ高い人形なの?」とたずねた山本さんが何やら考え込んでいるようでした。その後、お披露目会終了後、「いちまちゃんがいないの!!」突然の出来事にユカは動揺していました。
ユカに呼ばれて見に行くと、確かにいちまさんはいなくなっていました。「いちまさん・・どこに?」と呟く私。

すると、「おばちゃん・・」と静かに言いながら、私の腕をくいくいと引っ張るエリちゃん。「ん?どうしたのエリちゃん」そうたずねると、

「わたし、キラくんのママがいちまちゃんをカバンに入れるのを見た気がする・・」と突然言い出してビックリ!

「エリコ!本当なの?」驚いて母親のミチコも詰め寄ると、「・・うん。でもその時言えなくて・・ごめんなさい」と謝るエリちゃんに、「声掛けなくて正解だよ。エリちゃんに何かあっても困るしね。気にしないで」と言いました。

そして、「どうする?山本さんち行ってみる?」心配したミチコにそう言われ、「うーん・・でも証拠も無いしね」と呟くと「いちまちゃん・・」とユカも心配していました。

しばらく考え込んだ私は、「しばらくほっとこう。多分・・大丈夫だと思う」と静かに言いました。
ユカちゃんに「いちまちゃんがいなくなった!」と言われ、床の間を見ると、確かにいなくなっていたいちまさん。そこにミチコさんの娘エリちゃんが、山本さんがいちまさんをカバンに入れるのを見たと証言してビックリ!山本さんちに行ってみる?と考えたものの、最終的にマキさんは、「しばらくほっておこう」と決断しました。何やら怪しい動きをしているなと思ったら・・山本さん、やっぱり!!
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
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