「母方の祖母から受け継いだ古いだけの人形」に興味津々なママ友

第二子ソウスケが生まれ、弟ができてお姉さんになったユカ。ソウスケのお披露目会をすることになり、出席者に知らない顔があって戸惑っていると、スズカちゃんのママ渡辺さんと、キラくんのママ山本さんだとミチコが教えてくれました。その後、子ども達が床の間で遊んでいる時に大きな音が聞こえ、子ども達は驚いていました。
そして、「ママー、いちまちゃんが!」驚きながらそう言うユカと、「や・・やべー」と呟くキラくん。

「キラくんが投げたお手玉がいちまちゃんに当たっちゃって・・」スズカちゃんがそう言うと、「お・・オレ知らねーし!」そう言ってそっぽを向くキラくん。ユカは心配そうに「いちまちゃん、大丈夫?」と話しかけていました。

そして、「大丈夫。ちょっと着物と紙が乱れただけだから」そう言いながらも、「このくらいなら問題ない・・よね」そう言って静かに呟くのでした。

すると、「いちまさんになにかあると大変もんねぇ」とミチコが言い、「なにか歴史あるお人形なんですか?」スズカちゃんの言葉を聞いていた山本さんが「なに?これ高い人形なの?」そう言って目を輝かせて言いました。

「いやいや母方の祖母から受け継いだ古いだけの人形ですよ~」私がそう答えると、「・・ふーん」と何やら怪しげな目をする山本さん。

そして、お披露目会終了後に事件が起きました。
「ごめんね。片付け手伝ってもらっちゃって」私がそう言うと、「お疲れー。大変だったねぇ」ミチコが労わってくれた時、「ママー!大変!!」そう言って走ってくる音が!「ん?」と思っていると、

「いちまちゃんが・・いちまちゃんがいないの!!」そうユカに言われて、私とミチコは心底驚きました。
ガシャーン!!と大きな音がして、嫌な予感がしたユカちゃんとマキさん。畳の部屋で横たわるいちまさんの姿を見て永遠。どうやらキラくんが投げたお手玉が当たってしまった模様。慌てて着物を整えていたところ、「なに?これ高い人形なの?」とたずねた山本さんが何やら考え込んでいるようでした。その後、お披露目会終了後、「いちまちゃんがいないの!!」突然の出来事に動揺するユカちゃん。
いちまちゃんは、一体どこへ行ってしまったのでしょうか?とっても気になりますね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
暴れん坊男児2人に振り回されるサラリーマンパパ