[6]うちの市松人形が見てる|「変わった人だな」第二子のお披露目会にやって来た謎の人物

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前回のお話

マキさんの実家、園田家には代々娘に引き継がれている市松人形が大切に床の間に飾ってありました。家族から「いちまさん」と呼ばれるその市松人形は、幼少期のマキさんにとっては少し怖い存在でしたが、次第に大切に扱うようになりました。ある日風邪をひいて寝込んでいたマキさんの頭上に突然現れたいちまさん!怖かったものの翌朝には熱も下がってすっかり元気になり、いちまさんに感謝するマキさん。その後、小学生になったマキさんの家に遊びに来た、2人のうち、仲良くなったのは何かと感動するミチコちゃんでした。そして高校生になったマキさんが彼を家に連れてきたところ、いちまさんに暴言を吐いたせいか、自転車で転んた上に原因不明の病気に。いちまさんに優しく声をかけたご主人とは、とんとん拍子に結婚の話が進み、悪縁を払ってくれるいちまさんに感謝するマキさん。その後生まれた娘のユカちゃんはいちまさんが大好き!3歳になっても大好きなまま遊んでいた際、マキさんが少し留守にした途端行方不明に!慌てて探すと部屋で眠っていたユカちゃんのそばにはいちまさんが!寝ぼけながら「いちまちゃんとお話ししてた」と話すユカちゃん、いちまさんはいつもと変わらず床の間にいたのでした。

1話目から読む

ガシャーン!!突然鳴り響く音にイヤな予感

娘ユカを授かった私。赤ちゃんの頃からいちまさんに興味津々のユカは、3歳になってもいちまさんと仲良しでした。ある日、回覧板を届けに行って帰りが遅くなり、一人で待っているユカが心配に。慌てて探すと畳の部屋で眠っていてビックリ!「いちまちゃんとお話ししてた・・」と寝ぼけながら言うユカが心配になったものの、夢だと思う事にしたのでした。

そして翌年。第二子ソウスケを出産しユカにも弟ができました。

それから半年が経ち、お披露目会をすることに。
「がんばったね。マキおめでと~」とお祝いしてくれた親友のミチコに、「えへへありがとう・・あれ?知らない顔がいる。誰だろ?」そう思ってよく見ると、

「あぁ、渡辺さんだよ。娘さんはユカちゃんと同じ組だから、だれか声かけたかな?」ミチコの話を聞きながら見つめると、渡辺さんとその娘4歳のスズカちゃん。そしてまた知らない人が。「もう一組は・・山本さんだっけ?私もまだあんま話したことない・・」ミチコの言葉を聞きながら、山本さんと息子5歳のキラくんを見ていました。

すると、「はじめまして。渡辺と申します。幼稚園で娘のスズカが仲良くしてもらってるみたいで・・」丁寧な挨拶をされ、「あっ、こちらこそはじめまして!ユカからよく話聞いてます」と挨拶しました。

そして、「あ、うちもお初です。先週越して来た山本でーす。こっちは息子のキラっていいます。よろしく~」と挨拶され、「変わった人だな・・」と思いつつ、「よ・・よろしくお願いします」と挨拶したものの、ため息が止まりませんでした。

その後、ママ達はリビングで談笑へ。子ども達はしっかり者のエリコちゃんを中心に床の間で遊んでいる様子でした。

すると突然、ガシャーン!!と音がして、ユカとミチコが慌てて振り返りました。

その後、第二子ソウスケくんを出産したマキさん。弟ができたユカちゃんはお姉さんになりました。半年後にソウスケくんのお披露目会をすることになり、出席者に知らない顔が。ミチコさんがスズカちゃんのママ渡辺さんと、キラくんのママ山本さんを教えてくれました。その後、子ども達が床の間で遊んでいる時に大きな音が聞こえ、驚いていたユカちゃん、何か重大なことが起きていないことを祈るばかりですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
暴れん坊男児2人に振り回されるサラリーマンパパ

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