赤い物を身につけてないって、誰が言った?

太郎と私が円満に仲直りできないことまで、占いを信じなかったせいにする彼のお母さん。私を指さすと、「あなたが赤い物を身につけてこなかったからこんなことになったのよ!言う通りにしていれば仲直りできたかもしれないのに!」と逆上してきました。
太郎のお母さんから「占いを信じなかったせいでこうなった」と責められた私は、「私のせいですか?本当に?」と、太郎とお母さんの目をじっと見つめます。そして、赤いメッシュの髪とピアスが2人に見えるよう、下ろしていた髪を耳にかけました。さらに、ポケットに忍ばせていた赤いハンカチも取り出します。

「こんなにも赤い物を身につけてきたのに?ここにも12時には到着してました、店の入り口にいましたが」そう伝えると、太郎とお母さんはぽかんと口を開けました。

呆気にとられている2人に、「どうなんですか?こうなるって占いには出てなかったんですか?」と詰め寄ると、お母さんは「あなたね・・・だからダメって言ったのよ!全然言うこと聞かないもの!」と悔しそうな表情を浮かべました。

「私は占いやタロットが悪いなんて思いません」淡々と伝える私に、太郎のお母さんは「嘘だわ!嫌ってるじゃない!」と声を荒らげます。私は続けて、「全てをそれに任せる考え方が嫌いなんです」と、はっきり伝えました。私とお母さんのやり取りを、太郎はおろおろとした様子で見守ります。

私はうつむくと、「私、この間聞いたんです。お母さんが今の家に嫁いできた時、お姑さんからの当たりが強かったみたいですね」と静かにたずねました。それを聞いたお母さんは、「なんでそれを・・・」と驚きます。「ご近所の方に聞きました」と伝えると、お母さんは腑に落ちたような表情を浮かべました。
有子さんが赤い物を身につけてこなかったと責め立てる太郎さんのお母さん。しかし、有子さんは言われた通り、きちんと赤い物を身につけていました。占いを信じて行動したにもかかわらず、太郎さんと円満に仲直りできなかったことを、お母さんはどう説明するつもりなのでしょうか。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ
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