[13]私を占う彼ママ|占いを信じない彼女を責める母親。しかし本当は言われた通り赤い物を身につけていた

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前回のお話

太郎さんと付き合って1年になる有子さん。太郎さんとの関係には満足していますが、占い好きの彼の母親に振り回されることにモヤモヤを抱えていました。占いの相手として普段から頻繁に呼び出されるだけでなく、太郎さんとの旅行の日程やホテルまで無理やり変更され、しまいには「占いで出たから」と強引に同行してくる始末。限界に達した有子さんが不満を爆発させると、太郎さんは必死に謝り、次こそは大事にするからと同棲を提案してきました。はじめは幸せな日々に満足していた有子さんでしたが、徐々に太郎さんの本性が露になっていきます。実は、「占いに頼るのをやめた」と言っていた太郎さんでしたが、それは全くの嘘で、今でも母親に日常の行動を占ってもらっていることが発覚。太郎さんを信じられなくなった有子さんは別れを決意して家を飛び出し、太郎さん関わらない日々を送りました。しかし数日後、話を聞いた太郎さんの母親から、服装や時間を一方的に指定されたうえ、強引に呼び出されます。何事かと待ち合わせ場所に向かうと、太郎さんから復縁を求められます。占いからまだ離れられていないことを指摘すると、太郎さんと母親は顔を真っ赤にして怒ってきたのでした。

1話目から読む

赤い物を身につけてないって、誰が言った?

太郎と私が円満に仲直りできないことまで、占いを信じなかったせいにする彼のお母さん。私を指さすと、「あなたが赤い物を身につけてこなかったからこんなことになったのよ!言う通りにしていれば仲直りできたかもしれないのに!」と逆上してきました。

太郎のお母さんから「占いを信じなかったせいでこうなった」と責められた私は、「私のせいですか?本当に?」と、太郎とお母さんの目をじっと見つめます。そして、赤いメッシュの髪とピアスが2人に見えるよう、下ろしていた髪を耳にかけました。さらに、ポケットに忍ばせていた赤いハンカチも取り出します。

「こんなにも赤い物を身につけてきたのに?ここにも12時には到着してました、店の入り口にいましたが」そう伝えると、太郎とお母さんはぽかんと口を開けました。

呆気にとられている2人に、「どうなんですか?こうなるって占いには出てなかったんですか?」と詰め寄ると、お母さんは「あなたね・・・だからダメって言ったのよ!全然言うこと聞かないもの!」と悔しそうな表情を浮かべました。

「私は占いやタロットが悪いなんて思いません」淡々と伝える私に、太郎のお母さんは「嘘だわ!嫌ってるじゃない!」と声を荒らげます。私は続けて、「全てをそれに任せる考え方が嫌いなんです」と、はっきり伝えました。私とお母さんのやり取りを、太郎はおろおろとした様子で見守ります。

私はうつむくと、「私、この間聞いたんです。お母さんが今の家に嫁いできた時、お姑さんからの当たりが強かったみたいですね」と静かにたずねました。それを聞いたお母さんは、「なんでそれを・・・」と驚きます。「ご近所の方に聞きました」と伝えると、お母さんは腑に落ちたような表情を浮かべました。

有子さんが赤い物を身につけてこなかったと責め立てる太郎さんのお母さん。しかし、有子さんは言われた通り、きちんと赤い物を身につけていました。占いを信じて行動したにもかかわらず、太郎さんと円満に仲直りできなかったことを、お母さんはどう説明するつもりなのでしょうか。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

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