[14]私を占う彼ママ|占いが全然当たらない!?噂されていた事実を知り、ショックを受ける元彼の母親

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前回のお話

太郎さんと付き合って1年になる有子さん。太郎さんとの関係には満足していますが、占い好きの彼の母親に振り回されることにモヤモヤを抱えていました。占いの相手として普段から頻繁に呼び出されるだけでなく、太郎さんとの旅行の日程やホテルまで無理やり変更され、しまいには「占いで出たから」と強引に同行してくる始末。限界に達した有子さんが不満を爆発させると、太郎さんは必死に謝り、次こそは大事にするからと同棲を提案してきました。はじめは幸せな日々に満足していた有子さんでしたが、徐々に太郎さんの本性が露になっていきます。実は、「占いに頼るのをやめた」と言っていた太郎さんでしたが、それは全くの嘘で、今でも母親に日常の行動を占ってもらっていることが発覚。太郎さんを信じられなくなった有子さんは別れを決意して家を飛び出し、太郎さんに関わらない日々を送りました。しかし数日後、話を聞いた太郎さんの母親から、服装や時間を一方的に指定されたうえ、強引に呼び出されます。何事かと待ち合わせ場所に向かうと、太郎さんから復縁を求められます。占いからまだ離れられていないことを指摘すると、母親は「占いを信じないから円満に仲直りできないのよ」と言ってきました。そこで有子さんは、赤いメッシュの髪とピアスを見せ、ポケットから赤いハンカチを取り出します。言われた通り赤い物を身につけていた有子さんに、2人はぽかんと口を開けるのでした。

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彼の母親が占いに出会ったきっかけ

太郎のお母さんから「占いを信じなかったせいでこうなった」と責められた私は、赤いメッシュの髪とピアスが2人に見えるよう、下ろしていた髪を耳にかけました。さらに、ポケットに忍ばせていた赤いハンカチも取り出します。言われた通り赤い物を身につけ、占いを信じて行動したにもかかわらず、太郎と円満に仲直りできなかったことを指摘すると、お母さんは顔を真っ赤にしました。

だけど、お母さんがここまで占いに縋るのには、ある理由があったみたいです。ご近所の方の話によると、太郎のお母さんは結婚後すぐに義両親と同居を始めたものの、周囲に知り合いがおらず、寂しい思いをしていたそうです。義母との相性も悪く、毎日のように厳しい言葉を浴びせられ、居場所のない日々を過ごしていたと聞きました。

そんなある日、当時流行していたカード占いでご近所さんを占ったところ、よく当たり、とても喜んでもらえたそうです。それをきっかけに、お母さんは占いを通じて、ご近所の方々と交流するようになったようでした。

「ご近所の人、みんな喜んでいて、楽しみにしているって言ってました」そう伝えると、お母さんは「そうでしょ!?私の占いはよく当たるのよ!だからみんな私の言うことを聞いてくれて・・・」と必死に話します。しかし、私はそんなお母さんの言葉を遮るように「いいえ、全然当たらないって言ってました」と、はっきり伝えました。

占いが全然当たらないと聞いたお母さんは、「えっ、えぇ・・・」と声にならない声を漏らします。私はのんびりとコーヒーを飲みながら、「たまーに、ごく稀に当たる、当たらないことの方が多い・・・まぁ当たらないと言っていました」と伝えました。しかし、お母さんは信じられない様子で「嘘よ、だってみんな私のところに来るのよ、占ってって」と否定しました。

私は小さくため息をつくと、「そう、みんな当たらない当たらないと言いながら、お母さんに占ってもらってたんです」と伝えます。すると、お母さんは声を震わせて「何で?可哀想だったから?1人で近所でも浮いてて、出来の悪い嫁って言われて・・・」と、ずっと抱えていた苦しい気持ちを吐き出すように言いました。

太郎さんのお母さんにとって、占いは周りの人と自分をつないでくれるものだったんですね。ご近所さんも占いが当たらないことは分かっていたけれど、きっとお母さんと話したくて、占いに来てくれていたのでしょうね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

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