[23]高飛車嫁と献身嫁|自分たちの子どもより仕事を優先?半ば強引に孫を預けられて言葉を失う

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前回のお話

幸子さんは夫の三雄さんと田舎で暮らす専業主婦。長男の誠一さんとその妻まゆみさんと同居しながら、仲良く幸せな日々を送っていました。しかし、エリート主義の次男修二さんと妻恵理子さんが妊娠を機に田舎に引っ越してきてから平穏な毎日が崩れ始めます。ある日、恵理子さんから「お腹が張っている」と連絡を受けた幸子さん。緊急事態かと思い急いでマンションに向かうも、頼まれたのはまさかの食料品と日用品の買い出し。妊娠中の恵理子さんの頼みを断れるはずもなく、幸子さんは自転車で何時間もかけて頼まれたものを買い揃えますが、恵理子さんから渡されたお礼はたったの千円。幸い、話を聞いた三雄さんが修二さんに釘を刺してくれたおかげでそれ以降恵理子さんから呼び出されることはなくなりましたが、今度はまゆみさんがこき使われるように。妊娠を盾に幸子さんやまゆみさんをいいように使う恵理子さんに限界を感じた誠一さんたちは、修二さんを呼び出して話をするもまったく通じません。それどころか恵理子さん本人から「私に家事をさせるなんて能力の無駄遣い」と言われ、まるで宇宙人と話しているかのような気分になりました。それから数ヶ月後、修二さんから子どもが産まれたという連絡が。恵理子さんとの関係が悪いため会わせてはもらえませんでしたが、なんとそれから2ヶ月後、修二さんが息子ハルトくんを連れて突然実家に帰ってきたのでした。

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自分たちの子どもよりも仕事を取った次男夫婦

朝早くにインターホンが鳴ったので何事かと思い玄関を開けると、そこにはスーツ姿の修二と、おくるみに包まれたハルトくんの姿がありました。思わず目を丸くしていると、修二は少し間を置いてから「母さん、助けて」と言ってきました。

「修二、どうしたの?」と声をかけると、修二は困った表情で「今日1日ハルトの面倒を見てくれないかな」と頼んできました。事情を聞くと、本来は修二だけが出勤する予定だったのに、なぜか恵理子さんまで出勤してしまったのだそうです。

「育休中じゃないの?何か大きなトラブルでも?」ハルトくんに見惚れながらそうたずねると、修二はばつの悪そうな顔で「ちょっと色々あって・・・」と口ごもります。その様子から言いづらい事情があるのだと察した私は、深く追及せず、ハルトくんを預かることにしました。

修二は肩にかけていた荷物を玄関先に置くと「ここにオムツとか着替えは入ってる・・・ありがとう母さん、ごめん」と小さな声で謝りました。そして、ハルトくんの頭を優しく撫でると、そのまま仕事へ向かっていきました。

腕の中ですやすやと眠るハルトくんに、私はそっと声をかけました。「ハルちゃんはじめましてね、今日はばぁばと過ごしましょうね」するとその声に気づいたのか、「お客様誰でした?」とまゆみちゃんがやってきます。まゆみちゃんは、私の腕の中で眠るハルトくんの姿を見るなり、大きな声を上げて驚きました。

まゆみちゃんはハルトくんをまじまじと見つめると「わぁ・・・」と小さな声を漏らしました。それにしても、恵理子さんは産休が明けたばかりでまだ育休中のはず。外資系の仕事はそんなに忙しいものなのかしら。高給を得るのも大変なのでしょうね。

朝早くから突然やって来て「ハルトの面倒を見てほしい」なんて言われたら、何事かと戸惑ってしまいますよね。それに、恵理子さんはハルトくんを修二さんに任せきりにして、自分だけさっさと仕事へ行ってしまったとのこと。あまりに無責任で言葉を失ってしまいます。

※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:めめ

最新のコメント
  • りり より

    なんだか、このまま預けっぱなしになりそうな予感···

  • マルサンカクシカク より

    こんな突然の頼みをあっさり受け入れるなんて、今までの経緯的になんて大甘で間抜けなんだと言いたくなる。これから毎日、ハルトを預けられる展開が見えてきたな。

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